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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2283チバQ:2014/04/07(月) 21:37:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20140406-OYTNT50227.html
伊方町長選あす告示 脱・原発依存決め手なく
2014年04月07日
観光交流拠点「みなとオアシス」が計画される三崎港。業務内容を巡って地元の意見も分かれる(伊方町三崎で) 伊方町長選が8日、告示される。四国電力伊方原子力発電所の3基が停止して2年が過ぎ、原発に依存してきた地域経済は疲弊し、町は観光振興も図っていこうと模索している。課題を探った。(梶原善久)

 大分県と伊方町を結ぶフェリーが発着する三崎港。乗降客は年間51万人おり、八幡浜港のフェリーより10万人多い。町内の年間の観光客数(55万人)のほとんどを占めており、まさに“四国の西の玄関”だ。

 その利用客の多さに目をつけた町は、フェリー乗り場そばの埋め立て地に、観光交流拠点「みなとオアシス」の建設を計画している。少しでも利用客を町内につなぎ留めるのが狙いだ。

 ところが、観光施設の業務内容を巡って「経営に影響する」との異論が上がり、計画は揺れている。

 乗り場近くで土産物店を営む女性(63)は「客足を留めることは必要。でも、競合する施設はいらない」と反対する。一方、飲食店経営の女性(48)は「競争はあってしかるべき。何より、港に観光拠点は必要だ」と競争を容認する考えだ。

 町は今年3月、手始めに観光案内所、トイレ、食品開発も可能な加工所の施設計画を立てた。しかし、町民からの反対意見を受け、土産物を買ったり、食事したりする、観光客にとっては肝心な物販、飲食施設は計画から外した。

 町議会で「将来を見据えていない」「利用者にとって魅力がない」と批判が相次いだ。結局、計画は見直すことになった。地元では「水族館なら競合しない」などと声が上がるが、今も内容は定まっていない。

□ ■

 東京電力福島第一原発事故の後、伊方原発では2012年1月に2号機が運転停止し、以降は全3基とも稼働していない。原発の作業員が入ってくることで潤ってきた町の経済は、一気に回らなくなった。

 伊方原発では13か月に1度のサイクルで、約3か月間の定期検査が行われ、最大約1000人の作業員が入ってきた。3基が運転していた頃は、町内の民宿や旅館は作業員の受け入れ計画も立てられた。ところが原発が稼働しなくなり、12年に宿泊した作業員は、1万1800人とほぼ半減した。

 町財政への打撃も深刻だ。12年度以降、原発が再稼働できないため四電の経営は悪化し、法人税は約1億円減った。県を通じて交付されていた核燃料税約4700万円も、入らなくなった。

 町が昨年、観光振興を打ち出したのは、町の経済や財政が一気に疲弊したからだ。しかし長年、原発に大きく依存してきた経済の方向性を決めるのは、簡単ではない。観光施設を巡って吹き出す異論は、難しさを象徴している。民宿の経営者からは「原発を動かす方が先」との声も根強い。

 町のリーダーには、厳しいかじ取りが待っている。



 伊方町長選には、新人で元副町長の浜口市作氏(66)、現職で3選を目指す山下和彦氏(68)、元町長の畑中芳久氏(66)の3人が立候補を表明している。

 立候補の届け出は8日午前8時30分〜午後5時。午前は町役場3階会議室で、午後は総務課で受け付ける。投票は13日午前7時〜午後8時、町内33か所で行われる。開票は午後9時40分から町生涯学習センターで。3月2日現在の有権者数は9327人。


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