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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
2190
:
チバQ
:2014/01/18(土) 14:03:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1381235719339_02/news/20131010-OYT8T01142.htm
明日への課題 石見4市町選を前に
<下>SLに続く魅力発信を
<中学統合問われる対話>
土台が流されて曲がったJR山口線の線路(津和野町で)
土台が流され、無残に曲がりくねった線路――。
7月28日の記録的豪雨で集落に通じる県道が寸断され、一時孤立した津和野町名賀(なよし)地区。地区内を走るJR山口線が今も痛ましい姿をさらす。年間5万人が利用する人気の観光列車「SLやまぐち号」の運休が続き、山陰の小京都と呼ばれる町はダメージを引きずっている。
名賀地区には、急勾配を上るSLの撮影スポットがあり、地元住民による「SL応援団」が茶屋を開くなど、町外から訪れる鉄道ファンをもてなしていた。団長の村田隆義さん(75)は「SLは乗客以外にも大勢の人を引き寄せてくれた」と振り返る。
「災害を転機と捉えるべきだ」「新たな魅力を発信しなければ」。豪雨直後の8月上旬、町観光協会が開いた緊急会議で出席者から様々な意見が飛び出した。旅館やホテルの予約キャンセルが相次ぎ、対策を練るはずの会議だったが、復興が見通せない危機感から議論は町の将来像にまで及んだ。
町を訪れる観光客は1979年の150万人をピークに昨年は120万人に減少した。観光客が町内を巡る滞在時間は半日にとどまり、宿泊者は観光客全体の2%に過ぎない。そこへ豪雨が追い打ちをかけた。今年8月の観光客は昨年より3万人減った。
9月中旬、観光客を呼び戻そうと、江戸時代の風情が残る本町通りで、住民有志が古い写真を建物の白壁に投影するイベントを開催した。企画した吉永光男さん(47)は「いつまでもSL頼りではいられない。町の魅力は何かを考えなければ」と強調する。
豪雨災害を通じて見直される津和野の新たな魅力づくり。町などは観光客向けに地元農産物を販売する「まるごと津和野マルシェ」を14日から開催する。お茶や里芋などの特産品を通じ、津和野の魅力を全国に売り出す戦略だ。
将来、運転再開されるSLに負けない津和野ブランドの構築に向け、町の模索が続いている。
◇
吉賀町の現状を端的に表す事例がある。町教委が方針を固めた町内4中学校の統合問題だ。
1965年度には1000人を超えていた生徒数が、今年度はわずか167人。1学級の人数が少なく、授業や部活動に支障が生じかねないという。統合後に使われなくなった校舎は、地域の交流拠点として活用することが検討されている。
しかし、いつ、どの学校に統合するかの結論は見えない。4校区の住民らがそれぞれ「学校がなくなると地域の活力が失われる」などと訴え、意見調整が難航しているからだ。
統合問題だけではない。七日市小学校の改築工事では、学校や保護者から防犯上の不具合などを指摘され、その後の対応で町は「説明不足」と批判された。「住民と向き合う姿勢が足りない」(町関係者)との声も聞かれる。
事実上中断した事業の推進へ、行政の対話姿勢が問われている。(小林隼)
(2013年10月11日 読売新聞)
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