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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2189チバQ:2014/01/18(土) 14:03:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1381235719339_02/news/20131009-OYT8T01199.htm

明日への課題 石見4市町選を前に

<中>三瓶山に観光拠点必要

<石見銀山保全・活用官民で>


スキー場が閉鎖し、登山用のリフトが動くだけの三瓶山東の原(大田市三瓶町で)

 雄大な火山地形と、草原が広がる牧歌的な景観が魅力の三瓶山。年間60万人が訪れる大田市にとって、大きな観光資源だ。大山隠岐国立公園に指定されて50周年を迎えた今年、県や市、周辺自治体などが実行委員会を作り、イベントなどによる集客に力を入れている。

 山麓にある「国民宿舎さんべ荘」では、宿泊や温泉の利用者が昨年比5%増。それでも、宇谷義弘社長(67)は「訪れる人の多くは出雲大社の大遷宮が目当て。ほとんどが指定50周年を知らない」と複雑な表情をみせる。

 地元には80年代までレジャー施設・三瓶グリーンランド、2010年3月末までさんべ温泉スキー場があり、三瓶温泉街とともに大勢の客でにぎわった。だが、レジャー施設もスキー場も閉鎖され、温泉街の宿泊施設や飲食店も廃業が相次いで、ピーク時の半数ほどになった。

 光明が差した時期もあった。市が09年に策定した新観光計画では、温泉街に交流促進施設を建設、医療機関と連携しながら観光と健康増進の両面から振興を図るとされた。当時、産業振興部次長として計画をまとめた嘉田志信・温泉津支所長(55)は「観光に人間ドックやリハビリ療法などを加えた『ヘルスツーリズム』を目指した」と説明。しかし、計画は事業化されないまま今に至る。

 宇谷社長は「三瓶の自然は素晴らしいが、それだけで客は集まらない。50周年の一過性の事業だけでは不安が残り、やはり目玉の観光拠点が必要」と話す。

             ◇

 一方、三瓶山と並ぶ観光資源の世界遺産・石見銀山遺跡。07年登録時の年間観光客数が71万3700人、08年は81万3200人を集め、それまでの30万人前後を大きく上回った。ところが09年以降は減り続け、登録5周年の節目だった昨年は43万2200人にまで落ち込んだ。

 登録後、銀の積み出し港として栄えた温泉津温泉街は客の増加に期待したが、思うように伸びていない。同温泉旅館組合の金崎公一組合長(51)は「世界遺産をどう活用すべきか、市が具体的な将来像を描けていない。一刻も早く、官民が手を携えて観光振興に邁(まい)進できる体制を築いてほしい」と訴える。

 「環境保全と観光振興の両立は難しいが、ビジョンを示すべき時期には来ていると思う。市民総参加で、そのたたき台を作れれば」と小野康司・市産業振興部長(56)。大きな「資源」を市民のためどう生かすか、リーダーの力量が問われる。(陶山格之)

(2013年10月10日 読売新聞)


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