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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

213千葉9区:2009/04/18(土) 23:27:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20090416-OYT8T01040.htm
漸進・四万十 市長選を前に<中>
病院存続へ正念場
◆…市民病院再生…◆



赤字が続く市立市民病院。夜間の救急医療復活へも医師確保が最大の課題だ(四万十市中村東町で)  1952年に開設された市立市民病院は、市外からの外来、入院患者はいずれも全体の約40%を占め、文字通り地域の中核病院といえる。しかし、2003年度を除き、97年度以降は1億円以上の赤字が続く。職員の高齢化に伴う人件費の圧迫、診療報酬の引き下げなどに加え、国の臨床研修制度による医師数の減少が続いたことが要因だ。

 内科、外科、脳神経外科、整形外科の4科の医師数は4月現在、実質7人で、新市発足時の15人から半減。医師1人減による減収は約4000万円という。07年度からの夜間救急業務中止、付属診療所廃止、患者数減で年間赤字額は3億円前後に増え、経営危機に陥った。

 市民の命と健康を預かる公立病院への期待は強く、市は存続に向けて07年度に3億円、08年度に2億2000万円を一般会計から支援。09年度も7000万円を繰り出す一方、医師を除く現業職員の5〜10%給与カットと増収策で収支改善を目指す。

 独立採算が原則の公営企業とはいえ、医師団らは引き続き市全体での再建を要望。市は「10年度以降の支援は、09年度の経営改善状況を見て検討する」としている。一般会計からの継続支援は、市自体の屋台骨を揺るがしかねないからだ。

 市が策定した市民病院改革プランでは11年に収支均衡を目指すが、そのためには医師確保が最大の課題。市民が安心できる夜間救急業務の再開に医師数は最低でも10人は必要で、市立病院として存続させるには、この2年間が正念場といえる。

◆…文化施設…◆

 00年に県から無償譲渡を受け、02年から指定管理者が運営する市立文化センターは、老朽化が進み、大ホール(700席)の音響設備が良くないうえ、駐車場は50台しか収容できない。このため、都会からの県西部公演などは、宿毛市などへ流れることが多く、市民の文化活動にも使い勝手が悪い。名実ともに四国西南の拠点都市となるには、新センターは欠かせない。

 06年末、市民団体が「サンリバー四万十(右山)の跡地を買い取り、文化と福祉の施設を」と陳情。市議会は採択したが、市は買い取りを断念し、跡地には民間の物産館が建設されている。

 新立地として注目されるのが、かつて市役所の移転候補地にも挙げられた小高い「羽生山」。市役所に近く、市街地や四万十川を見下ろす場所で、「中心市街地の活性化や文化振興など相乗効果は大きい」と期待されるが、山には約2500基の墓がある。先祖を葬る墓の移転は、調査や同意など時間を要する。20億円を下らない開発の財源とともにハードルは高い。

 羽生山は長年、四万十川と後川に囲まれた市街地の発展へネックとされてきたが、「新庁舎が中心市街地の現位置に建つことで新たな展望が開ける」との声もある。「羽生山開発」を再度考える時に来ている。

(2009年4月17日 読売新聞)


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