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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2127チバQ:2013/11/10(日) 07:56:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131108ddlk36010164000c.html

鳴門の選択:市長・市議ダブル選/中 農業 /徳島

毎日新聞 2013年11月08日 地方版


 ◇次世代育てる支援を

 作付面積、収穫量、出荷量のいずれもが茨城県に次いで全国2位(農水省統計)の県産レンコン。鳴門市大麻町のレンコン農家、竹村昇さん(61)は若手を育成する「レンコン研究会」を発足させ、9月にNPO法人として認可された。会員は約30人。昨年閉校した旧川崎小の校舎を使い、農業を始めたばかりの20〜30代に栽培ノウハウを伝える。「小学校がなくなるくらい若い人が少なくなった街が、もう一度にぎやかになってほしい」と竹村さん。同時に、NPO発足には若者が農家として単独で自立する難しさもありそうだ。

 会員の一人、藤井なつみさん(26)。勤めていた会社を辞め、約1年前に夫婦で徳島市から移り住んだ。

 「仕事の結果が見えにくかった会社員時代と違い、農業は作物という形でそのまま成果が出るんじゃないか」

 ところが、初めて作付けしたレンコンは病害で収穫できなかった。今、アルバイトとして竹村さんの畑を手伝い、技術を学ぶ。「作るのは想像以上に難しかった。これから頑張らないと……」。言葉に悔しさがにじむ。

 農業人口の高齢化の中で、農業を始める若者の数は、むしろ増えている。彼や彼女たちを後押しするのが、政府が昨年度から始めた「青年就農給付金」制度だ。45歳以下の新規就農者に年間150万円を最長5年間給付する。県によると、昨年度の県内の新規就農者数は過去10年で最多の121人に上った。

 「見習い」の藤井さんも給付金を受ける。新しく農業を始める人にとって鳴門は、レンコンだけでなく鳴門金時や梨などの「ブランド」が手に入る魅力的な地域の一つ。ただ、竹村さんはこう言う。

 「うまく作れれば、ある程度の収入が見込めるけれど、耕作の機械は高価だし、5年間で技術を身につけるのは簡単じゃない」

 鳴門市は今年、小規模農家でも果実酒やリキュールの生産に参入できる「果実酒特区」に認定された。「今」を支援する政策だが、「次」を育てる動きはまだ鈍い。行政の手腕が試されそうだ。【加藤美穂子】


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