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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2116チバQ:2013/10/27(日) 22:17:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131023ddlk35010383000c.html
県都を考える:2013山口市長選/上 市街地活性化 /山口
毎日新聞 2013年10月23日 地方版

 ◇店舗増も残る将来不安
 6月1日、山口市の中心商店街にうどん店「地蔵庵」がオープンした。自家製麺と天然だしが人気の同店。開業にあたり、同商店街の空き店舗に新規出店する個人などを対象とした市の「あきないのまち支援事業補助制度」を活用した。

 店主の上田貴史さん(33)は当初、防府市での出店を考えたというが、補助制度や立地条件で現在の場所を選んだ。「補助は店を軌道に乗せるのに役立ったし、つながりが強い商店街の雰囲気も好きです」。着実にお客をつかんでいるようだ。

 ◆  ◆  ◆

 他方、山口市全体の経済は縮小傾向にある。市の事業所数は2006年に9886件だったが、12年には8915件に。従業員数も9万1025人(06年)から8万6607人(12年)に減った。

 市は08年、こうした現実を背景に制度を導入、中心商店街の活性化を図ってきた。制度は一定の効果を上げており、同商店街で11年には全店舗中19%だった空き店舗の割合が、今年6月には13・6%(制度を使わなかった店舗も含む)まで下がった。制度を使った後に閉じた店もゼロだ。

 とはいえ、店の入れ替わりは激しい。昨年度は新たに39店が開店したが、29店が閉店。「場所が良く、改装費用がかさまない空き店舗の多くは埋まるが、老朽化したり、制度の対象外の地域には、空き店舗が目立つ」との指摘もある。

 市は新山口駅周辺と中心商店街を「市の顔」と位置づけ、「中心部がにぎわうと全体に波及する」として重点を置いている。

 商店街の空き店舗と出店希望者のマッチングなどを行う市中心市街地活性化協議会の有田実・タウンマネジャー(60)は「病院や行政、商業施設などが分散した他都市では、市全体が衰退している。小さな店が連携しながら集いの場となる中心市街地の利便性向上に重点を置いている」と話し、「現在は45店舗と別に貸し出しができない空き店舗が20店あるが、18年度には合わせて60店舗まで減らしたい」と意気込む。

 だが「商店街重視」に不満の声も根強い。商店街から約3キロ離れた道路沿いで商店を営む女性は「商店街以外、ほったらかし」と批判する。「市は『商店街が良くなれば全体に波及する』と言っているが、波及効果など全く感じません」

 商店街の店も不安を抱える。ある男性店主は言う。「来年4月の消費税アップの影響が怖い。以前あった『地域振興券』は市内でお金が回って効果があったが、今の市には消費税が上げられた時の対策が見えない」

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 山口市の今後4年間を決める市長選に、市の課題を探った。【吉川雄策】

〔山口版〕


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