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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2077チバQ:2013/09/20(金) 00:16:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130919ddlk33010472000c.html
2013岡山市長選:医療の南北格差、市内でも 特色明確に環境整備を /岡山
毎日新聞 2013年09月19日 地方版

 「すぐに手術は必要ありません。心配になったら、また来てくださいね」。医師から白内障の説明を受け、北区御津新庄の女性(62)は、ホッと胸をなでおろした。「今まで岡山市中心部の眼科まで、車で40分かけて行っていた。近くに病院があるって安心ですね」

 今年8月、市北部にある国立病院機構岡山市立金川病院(北区御津金川)に、住民待望の眼科が開設された。岡山市内には56病院、690の一般診療所、歯科は443診療所、病床数は計1万2486床もある。一方で、旧御津町地域は、50人以上居住しながら半径4キロ以内に医療機関がない「無医地区」を抱える。全県的な問題でもある「医療の南北格差」が市内でもあり、同病院は、中山間地の医療を支えている。

 前身の町立金川病院は1963年に開院。眼科を含む8診療科と60床の規模だったが、医師不足や入院患者の減少、医療技術の進歩に対応できず、赤字続きの経営悪化に陥っていた。そこで、市が旧金川小学校跡に建て替え、約15キロ離れた同じ国立病院機構の岡山医療センター(北区田益)が運営し、同病院の「離れ病棟」という位置付けで、2012年4月に新たに開院。内科と外科のみの30床と規模を縮小し、手術や高度な治療を要する場合は同センターが受け持つ。今回の眼科開設に伴う診察も、同センターの医師が担当する。

 大森信彦院長は「患者からすれば『あれもこれも、診てほしい』というのが理想かもしれない」と前置きしながらも、「地域の医療資源を補完し、医療や介護の連携をする『ハブ(拠点)的役割』を果たし、住民の生活の向上につなげていきたい」と話す。同病院は診療科目は少ないが、医師、看護師、ケアマネジャーらが入院患者一人一人について、治療以外に退院後の生活をどうするかまで話し合っている。御津医師会などと連携ネットワークを発足し、地域で健康や在宅医療に関する講座を開くなど、住民を見守っている。

 一方、岡山大病院、川崎病院、岡山赤十字病院などが位置する市中心部。市は北区天瀬の市民病院を、15年5月に岡山操車場跡地(北長瀬)に移転新築する。非公務員型の独立行政法人化し、目玉は24時間365日、救急患者を受け入れる「岡山ER(救急外来)」だ。救急専門医が症状に関わらずに救急患者を受け入れ、その後に専門診療分野に引き継ぐシステム。日ごとに専門が異なる医師による「当直医」ではなく、救急専門医が交替制で受け持つので、医師の負担も軽減されるという。

 評価委員を務める岡山市医師会の内田耕三郎会長は「医療資源が潤沢な市南部は、病院の特色を明確にしていかなければ、医師や看護師、患者を奪い合うことになる。市民病院としてのメリットを考え、生かしてほしい」と意見した。市民病院の松本健五院長は「たらい回しにされず、安心して適切に診てもらえる環境を整えたい」と話している。【前本麻有】


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