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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2058チバQ:2013/08/26(月) 20:55:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130821ddlk38010605000c.html
防災都市へ:宇和島市長選を前に/下 伊方原発UPZ地区 /愛媛
毎日新聞 2013年08月21日 地方版

 ◇協定、説明 蚊帳の外
 「そのミカン山に登ってみたらええ。風車が見えるけん」。今月4日、宇和島市吉田町奥浦の漁港で、漁網の補修をしていた漁師(57)は港の北側を指さしながら言った。風車とは佐田岬半島に建てられた風力発電施設群を指す。

 奥浦地区は宇和島市の北部に位置し、宇和海に突き出た半島の最西端にある漁業とミカンの集落だ。教えられた小高い山に登ってみると、風車は確認できなかったものの、東西に広がる半島がおぼろげながら見えた。

 市危機管理課によると、奥浦地区など5地区(人口4600人)は佐田岬半島にある四国電力伊方原発(伊方町)から半径30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)に入る。UPZは東京電力福島第1原発事故を受けて原子力規制委員会が設定したもので、吉田町には放射線量を測るモニタリングポストが設置され、市は放射線障害予防のための安定ヨウ素剤を備蓄し、地域防災計画に原子力対策編を加えた。

 一方、予想される伊方原発の再稼働に備え、市は県に原子力安全協定の締結を要請したものの実現していない。さらに先月の四電の再稼働申請では、千葉昭・四電社長が伊方町役場と八幡浜、大洲、西予の3市役所を訪れて報告したが、宇和島市は対象から外された。今月27日に始まる戸別訪問による再稼働の住民説明も対象は20キロ圏内とされ、同市は蚊帳の外。県原子力安全対策課は「(協定の要請は)正式には受けていない」とし、四電は「説明会の要請があれば検討する」との立場だ。

 漁師は「1年のうち200日は北西の風が吹き、事故が起きたら(放射性物質は)海伝いに飛んでくる。逃げ場もないのに何の説明もなしに再稼働するつもりか」と憤る。海岸で夕涼みをしていた3人の高齢女性は「私らはいいが、孫やひ孫は助けてやりたい」と口をそろえた。

 市はUPZ圏内4600人の避難先について、海を越えた大分県や山口県も想定に入れる。しかし、その移動手段など具体的な手順は何も決まっていない。【渕脇直樹】


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