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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2053チバQ:2013/08/24(土) 10:35:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130823-OYT8T01450.htm
宇和島ダブル選あす告示 地震・津波対策が急務

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宇和島市役所から臨む旧宇和島市街地と宇和島港。「避難ビル」の指定は1棟もない

 宇和島市長と同市議選(定数26)は25日告示される。人口8万人を超す南予の中核となる都市だが、基幹産業の真珠・魚類養殖業が長らく低迷するなど課題が多い。中でも、南海トラフを震源とする巨大地震と津波への対策は急務だ。市の想定では、高さ6・5メートルの津波が宇和島湾を襲い、旧宇和島市域の半分が浸水する。「本当に逃げられるのか」。街を歩くと、住民の切実な声が聞こえる。(大北恭稔)

 「一時避難場所までの道は急勾配で、とても登れない。高齢者は逃げるのを諦めている」。宇和島港から数百メートルの同市築地町の自治会長、上甲威さん(71)は嘆く。

 南海トラフ巨大地震では、旧宇和島市地区の52%が津波で浸水し、約1万3400世帯、約2万9000人が被災する、というのが市の想定だ。

 市は東日本大震災後、宇和海に面した約400か所で、海抜20メートル以上の裏山や高台などに一時避難場所を確保した。現在、傷んだ避難路の整備を続けている。

 ただ、急な山道を歩いて避難するのは、特に高齢者には負担だ。狭い道も少なくない。

 避難路の整備を優先してきた市は、今春から「津波避難ビル」の選定作業に入った。非常時に、中高層の公共施設などへ避難できるようにするもの。これまで約10か所を内定しているが、指定はまだゼロだ。

 県の想定では、宇和島港に津波が到達するのは50〜60分後。そのため市は当初「時間があるなら避難路を使って逃げられる」として、指定に消極的だった。

 対照的に、最大9・1メートルの津波を想定する八幡浜市は、大震災直後から避難ビルの選定を急いできた。これまでにマンションやホテルなど民間も含めた19のビルと協定を締結。「防災の日」の9月1日には、ビルへの避難訓練も行う。市総務課の担当者は「八幡浜は避難できる場所が少なく、どうしても避難ビルは欠かせない」と強調する。

 避難先の少なさは、宇和島市も同じ。指定に向けて動き出した市危機管理課の青木八州男課長は「民間を含めて、できるだけ早く避難ビルを選定したい」と意欲を見せる。しかし、対応の遅れは否めない。

 築地町自治会長の上甲さんは、焦る。「ここは埋め立て地なので液状化も心配。今あるビルは避難場所に選べないことも考えられる。空き地に避難専用のビルを建てるなど、抜本的な対策を取ってほしい」。市には、減災に向けた積極的な対策が求められる。

(2013年8月24日 読売新聞)


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