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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2041チバQ:2013/06/29(土) 08:01:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130628-OYT8T01683.htm
議会空転 市民冷ややか




1度目の会期延長を決める前に、寺井議長(左)に議会再開の請求書を渡す5会派側の議員ら(25日午後9時31分、松山市議会の応接室で)



 2度の会期延長を経て、27日夜にようやく閉会した松山市議会は、3日間で計29時間、空転した。紛糾の原因は議長人事。寺井克之議長(松山維新の会)の続投を支持する松山維新の会側と、辞任を求める公明、自民、共産など5会派側が対立し、本会議を開かずに委員会で押し問答をしたり、控室で自派の対策を話し合ったりした。主導権争いのために〈場外戦〉を繰り返した格好だ。一方、市議会に寄せられた市民の声は0件。「旧態依然とした議会は存在意義を失う」と、専門家は指摘する。(都築建)

■押し問答

 「居座るつもりか」「議長選をして信を問うべきだ」

 定例会最終日の予定だった25日午後6時前、本会議休憩中に開かれた議会運営委員会で、5会派側の議員が相次いで寺井議長に厳しい言葉を浴びせた。寺井議長は「規定はない。続けるつもりだ」と表情を変えなかった。

 3日間、この押し問答が繰り返された。27日には市議会史上初の「議長辞職勧告決議案」が可決された。

 議長の任期に地方自治法の規定はなく、松山市議会では毎年6月の定例会で交代するのが慣例。寺井議員の議長就任は2011年7月。3年目の続投は市議会では約50年ぶりとなった。

 維新側は続投の理由として、寺井議長が5月に全国市議会議長会の副会長に就いたばかりであることなどを挙げた。対して、自民、公明、新風・民主、共産、ネットワーク市民の窓など5会派側は、「続投は一会派の利益のためだ」と、慣例破りを非難した。

■勢力図の変化

 維新側が議長の「椅子」にこだわる理由を、5会派側の議員は「議長選を行えば、維新側が負けるためだ」とみる。

 松山維新は市議会では最大会派だが、過半数には届かず、公明との連携で「与党」の立場を保ってきた。

 しかし参院選を控え、公明は党方針に基づき自民と協力することになった、と維新議員は指摘する。「混乱は、公明の方針転換に起因する」とこの議員は話す。

 重要ポストを巡る維新や自民などの主導権争いが、空転の構図といえる。

■反応ゼロ

 今回の混乱で、市や市議会事務局へ寄せられた電話やメールの問い合わせは0件だった。10年4月に行われた市議選の投票率は49・23%で、議会への市民の関心は低下するばかりだ。

 民間研究機関「東京財団」で地方議会制度を研究する中尾修・研究員は「議長人事の決め方は、会派間で調整するなど古い体質が残っており、市民には見えにくい。混乱しても市民の問い合わせがないのは、やり方が支持されていないことの表れ」と指摘する。

 他県では、議長選の前に候補の議員が議会の運営方針を市民に発信している事例もあるという。中尾研究員は「ネット中継をして議長が議会改革を示すなど、市民に見える形を模索すべきだ。双方向の対応ができないと、議会の存在意義は薄れていく」と話した。

◆この1年で4度目 松山市議会が長時間空転したのは、この1年間で4度目だ。議場での発言取り消しや訂正を巡り、昨年7月は5時間45分、同9月はは3時間53分、本会議を休憩した。同12月には、市議が逮捕された事件を受けた辞職勧告決議を巡り、2時間9分休憩した。

 松山市議会(定数45)は現在42人。松山維新の会(12人)、公明党(8人)、自民党(6人)、新風・民主連合(4人)、共産党(3人)、ネットワーク市民の窓(3人)、無会派(6人)で構成される。

(2013年6月29日 読売新聞)


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