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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2034チバQ:2013/06/22(土) 07:19:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20130621-OYT8T01404.htm
呉市庁舎工事に不信感も

 呉市議会は6月定例会最終日の21日に開いた本会議で、地域への貢献度や過去の施行実績を含めて評価する「総合評価方式」による入札が2度も中止となったことを受けて市が提出した新庁舎建設事業費の増額(9億6000万円)案を、賛成多数で可決した。今夏にも、3度目が一般競争入札で行われる。一方、増額には議会内や市民から疑問視する声も上がっており、市には改めて丁寧な説明が求められそうだ。(石田仁史)

 新庁舎建設は、8階建ての現庁舎(1962年建設)が震度6程度の地震に耐えられないと診断されたのを受け、1999年から検討が始まった。市は2011年6月、庁舎棟(9階建て)と議会棟(4階建て)、市民ホール、公用車駐車場棟(6階建て)からなる免震構造の建設案を公表。建設工事について、予定価格123億5850万円で昨年12月に公告した。

 しかし、東日本大震災の被災地復旧に伴って建設業界の人員確保が難しくなったことや、公共事業増加を掲げる安倍首相の経済政策「アベノミクス」の影響で労務単価や資材費が高騰。2月の入札が「見積価格が予定価格を上回る」とする業者の辞退で中止になった。市は予定価格を127億500万円に引き上げて再公告したが、同様の理由で中止された。

 今回の増額で、建設事業費は当初に比べ、13億650万円増の137億6200万円。現庁舎の解体費を含む総事業費は157億円余りになるとみられるが、市財政課は「合併特例債や国の補助金の活用で、市の負担は当初と変わらず約60億円」と強調する。

 これに対し、20日の市議会予算特別委員会で議員からは「工事費がどんどん増えていくが、市は説明責任を果たしていない」「窓を3重ガラスにするなど『過剰設計』が目立つ」といった指摘が相次いだ。また、同日に開かれた市議会の新庁舎建設調査検討特別委員会では「このまま進めれば市民の不信感を高める」と、計画の抜本的な見直しを求める市民団体からの請願も審議された。請願は不採択になったものの、納得できない市民は少なくない。

 増額案の可決後、小村和年市長は取材に「災害対応機能と、3重ガラスによる省エネ効果など長期的なコスト抑制も考えた設計。反対意見を無視しているわけではなく、様々な声を踏まえて判断した。できるだけ当初計画に沿ってやりたいという思いは強かった」と述べた。

(2013年6月22日 読売新聞)


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