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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1925チバQ:2013/04/08(月) 22:53:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1364996108560_02/news/20130403-OYT8T01520.htm
人口減少 ミニ統一選を前に

過疎進行 止めたい<上>

<企業誘致で活路探る>

◆…新見市…◆



備前市日生地区に伝わる昔遊び・宝引きを楽しむお年寄りたち。少子高齢化は同市の中でも速く進行している(備前市日生町日生のNPO法人ふれあいサポートちゃてぃずで)  「このまま減り続けたら、50年先には1万人を切る」。地域活性化を目的に、2012年2月に開かれたフリートークイベントで、ある参加者が現在の3万3000人を大きく下回るショッキングな数字を口にした。

 これは現実味を帯びた数字だ。05年3月、旧新見市と阿哲郡4町が合併して新市が発足。当時は3万7000人で、8年間で1割以上減った。1960年には同地域で6万2000人おり、会場からは「就職先がないから、若者が都会に出る」と指摘する声が相次いだ。

 市中心部には、県が92年度に造成した新見工業団地(4・2ヘクタール)があるが、同団地への進出企業はわずかに2社。新市発足以降の誘致件数は、同団地だけでなく市全体でゼロだ。

 市は誘致に力を入れているが、不振の理由について、「これまでの景気低迷のため、企業が設備投資に消極的で、人件費の安い海外に出て行っている」とため息をつく。

 同時に挙げるのが、県東部に比べて大規模商圏の関西から遠いという利便性の問題。この短所をカバーするため、市は今月から、同団地進出企業向けの奨励金制度を拡充。土地購入費補助を1・5%から70%へと大幅に引き上げ、施設建設補助率も4・5%から20%にアップした。

 市の玄関口・中国道新見インターチェンジと同団地などを結ぶ約1キロの市道も、道幅が狭いところで5・5メートルしかなく、トラックの対向車待ちは日常茶飯事。市は6億円をかけて拡張することを決め、「企業進出につながってほしい」と望みをかける。

<子育て世代支援策を>

◆…備前市…◆

 瀬戸内海に面した市東部の日生地区。カキ養殖やサワラ漁が盛んで、冬には新鮮なカキなど魚介類を求めて観光客が多数訪れる。一方、市人口の約1割にあたる約4000人が住む同地区には平地が少なく、住宅地へは急な坂と階段が続く。地区内で目立つのは高齢者の姿。高齢化率は市全体(32%)を上回る33%だ。

 地元で高齢者や子育て世代の支援にあたるNPO法人「ふれあいサポートちゃてぃず」代表の湊照代さん(51)は、「日生では500メートルの買い物でも、高齢者には大変な負担」と話し、高齢者の通院サポートなどを新事業として計画している。ただ、車両購入などの資金がないという。

 市が3市町合併から8年が経過したのを機にまとめた「市新総合計画案」では、2012年に3万8276人の人口は、12年後に約8000人減り、高齢化率は32%から39・2%に跳ね上がると予測。特に、15歳未満は10・9%から7・7%に落ち込むとしている。

 市によると、10、11年の転出数の約半数を、20〜34歳と0〜4歳の「子育て世代」が占めたという。子育てや雇用の環境整備が急務だが、市には今のところ、具体策はない。

(根本博行、近藤真史)

(2013年4月4日 読売新聞)


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