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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

19千葉9区:2008/10/28(火) 23:22:48
>>18新しい支持組織を模索なんて04年参院選で少しだけ話題になりました
07年も全国老人福祉施設協議会だの、日本歯科技工士連盟だの、
住宅介護協会だの、栄養士連盟だのが組織内候補出してました。

http://www.topics.or.jp/senkyo/04sanin/news/0709-1.html
7月9日付

【断面】個人名競う比例代表 当落に直結、組織必死

 「なぜか県連執行部から(自民党県連大会への)出席の要請がございません」。六月六日に徳島市内で開かれた県連大会を前に、同党公認で比例代表に出馬する中村博彦氏から県連幹部らに、抗議を込めた文書が送られた。

 中村候補が会長を務める全国老人福祉施設協議会は、今回の参院選で初めて組織内候補を立てる「新興勢力」。党本部からは、個人名三十万票獲得を目標に、地元で十万票を固めるよう言い渡されており、大量得票を目指して県内に本拠を置いた。県連大会でも、徳島選挙区の小池正勝候補と連携し「比例は中村」を訴えたかったが、自民県連からは「特別扱いはできない」と断られた。

 自民党が公認する比例候補は三十三人。県内では、業界ごとに組織された十六の職域支部がそれぞれの組織内候補を推している。三年前の前回参院選から比例代表に導入された非拘束名簿式は、各党が候補者名簿に順位を付けない代わりに各候補の個人票がそのまま「党内順位」になり、当落に直結する。このため、各組織は個人名の浸透に躍起になっている。

 自民県連としては、中村候補と徳島選挙区の戦いを連動させれば、票固めへの相乗効果が期待できるが、「比例候補の支援に温度差を付けると不満が出る」というわけだ。それだけ自民党候補同士の戦いがし烈だともいえる。

 県内の既存の職域支部にとって「新興勢力」の中村候補の出馬は大きな脅威。特に医療会支部(県医師会)は、これまで老人福祉施設を票田にしてきただけに、これらの票がごっそり中村候補に流れる可能性があることから、危機感を強めている。

 県医師会は、三年前の参院選で組織内候補の個人票を四千二百七十四票獲得、県内の会員に占める得票率は全国一になったという。「各県の得票が貢献度のバロメーターとされ、各医師会の発言力にも影響してくる」と県医師会幹部。他の職域支部も同様で、個人票の集票力が試されていることに変わりはない。

 労組代表の候補を抱える民主党も実情は同じ。連合徳島で組織内候補を抱える八つの産別組合が、個人票の獲得に神経をとがらせている。

 「『民主党に』と言えば焦点がぼけてしまうから、党名は一切出してません」。新人候補を立てた電力総連の県内幹部は話す。約千七百人の組合員がいながら、前回の推薦候補が県内で獲得した個人票は約千百票にとどまった。今回の目標は組合員数の三倍の五千票以上。徳島選挙区は民主の東条恭子候補を売り込むが、比例代表では個人名だけを訴える。

 九人の組織内候補がいた三年前は、九産別だけで二万人、連合徳島全体では三万人を超える組合員がいながら、個人票の総計はわずか一万二千票余りだった。全国でも同様で、固定名簿の時代には名簿上位に登載されて議席を確保してきた連合推薦候補は、三人が落選の憂き目に遭った。この反省から、各組合は民主党の名を表に出さない戦いを繰り広げる。

 連合徳島の幹部は言う。「市町村ごとに個人票の出方が分かるため、各組合の取り組みようが数字になって表れる。まるで通信簿だ」

 比例代表は基本的には政党を選択する選挙でありながら、業界や労組が送り出す自民、民主両党の比例候補は選挙区候補さながらに個人票獲得に勢力を注ぐ。得票数がそのまま組織の「成績表」になり、当選後の発言力にも影響を及ぼすとされ、各組織は威信をかけた戦いにしのぎを削っている。


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