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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1898チバQ:2013/04/06(土) 18:11:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20130405-OYT8T01372.htm
[出雲市ダブル選あす告示]借金体質 問われる工夫

<財政健全度 全国ワースト8>



出雲市の各家に配られた財政危機を訴える小冊子 出雲市長選と同市議選(定数32)は7日告示される。市長選では再選を目指す現職の長岡秀人氏(62)(無所属=自民、公明推薦)のほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。今回から定数が8減る市議選は36人(現職28人、新人8人)が立候補を予定。過去の施設整備などで市は多額の借金を抱えており、財政再建に向けたかじ取りが問われる。(高田史朗)

 17万人が暮らし、県内で松江市に次ぐ人口規模の出雲市。先月下旬、市内各家に配られた広報いずも4月号に「出雲市の台所事情」と題した小冊子(8ページ)が挟まれていた。市の財政計画を易しく紹介したものだ。

 市の2011年度決算で普通会計は859億円。これを月収40万円のサラリーマン世帯の家計に置き換えて解説。「基本給」(市税)は9万3000円。「諸手当」(地方交付税)は11万8000円。収入の1割強にあたる4万2000円は「新たな借金」(市債の発行)だ。

 支出では、「住宅ローンの残高」(市債残高)が766万円もあり、月々7万6000円の返済(公債費)。過去の借金を返すために新たに金を借りるという非常事態に陥っている。

 実際の市債残高は2011年度末で普通会計分が1370億円、下水道など企業会計を含めると2330億円。冊子は「道路や学校、下水道など市民生活に密着した施設を積極的につくってきたため、借金が多くなりました」と説明している。支出に占める借金返済の割合を示す「実質公債費比率」は全国ワースト8位。人口10万人以上の市でみると全国最悪だ。

 今後の対策として、〈1〉市職員削減など経費削減〈2〉公共事業を減らす〈3〉サービス水準や市民負担の見直し〈4〉経済活性化や税金収納率アップで収入増――を示す。つまり「窓口の職員が減り、道路建設などが進まず、公共料金が上がるかもしれませんが、努力します」ということ。市民は理解してくれるのだろうか。

 県内自治体の行財政に詳しい島根大法文学部の関耕平・准教授(35)(財政学)は「財政再建は、サービスカットや市民負担増を進めれば簡単にできる。そこを市民にしわ寄せが来ないよう努力するのが自治体の役目。今の出雲市には、その工夫が見えない」と指摘。工夫の一例として、支所長の決裁できる事業費の増額を提案し、「住民に近い支所の判断できめ細かい事業をすれば、少しでもサービス低下がなくせる」と話す。

 市長選、市議選とも立候補の届け出は7日午前8時30分〜午後5時、市役所本庁くにびき大ホールで。投票は14日午前7時〜午後8時に89か所(一部は午後7時まで)で。期日前投票は8〜13日の午前8時30分〜午後8時、本庁、支所など7か所で受け付ける。3月2日現在の有権者数は14万70人。

(2013年4月6日 読売新聞)


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