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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1812チバQ:2013/01/26(土) 01:17:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000237-mailo-l38
漂う未来:今治市長選・市議選/上 「見捨てられた」島 人口減少、県内最多の市 /愛媛
毎日新聞 1月24日(木)15時23分配信

 造船やタオル、しまなみ海道、ゆるキャラ……。17万人都市の今治市は県内で松山市に次ぐ規模を誇り、多彩な顔を持つ。だが、人口減少も県内最多。県の統計(先月1日現在)では過去5年間で7749人減り(2位は宇和島市の5290人)、中規模な町レベルの人数が消えている。
 国宝が集まる大山祇神社や多島美の景観で知られ、県内有数の観光地の同市・大三島。市の調査では昨年末までの5年間、全島の1割強にあたる747人が減った。「あと50年で誰もいなくなる」とこぼす島民もいるが、同島で運送業を営む男性(62)は「いや、50年も持たないでしょ」と断言する。
 島の主要産業の一つは土木建築業だが、男性によると、大三島、上浦両町と旧今治市など12市町村が05年に合併後、島内の業者は陸地部の規模の大きい業者に入札で勝てなくなった。無理に安い金額で落札しても採算が取れず、従業員数を減らす。退職者は仕事がないので島外に出る。島の産業規模は小さくなり、人口も減るという悪循環が加速している。
 男性が45年前に仕事を始めた当時は、高値だった島しょ部のミカンを運ぶために「いくらでも仕事があった。ドライバーも何年かたてば家が建てられた」。しかし、現在は男性の会社も広島県内に設置した営業所が実質の本拠地。「ここ(大三島)を拠点にすれば、高い橋代(しまなみ海道の通行料)で実質マイナススタート。他の業者にとても対抗できない」といい、「行政に今はもう何も期待せん。政治家は票につながらないから、ここは見捨てられている」と吐き捨てた。
 それでも、美しい景観と温暖な気候に引かれ、他地域から移り住む人もいる。5年前に北海道から移り住んだ元学校法人役員の70代男性は、島の将来について多少楽観的な見方をする。地域でNPO法人設立などの動きに触れて「Iターン、Uターンの住民を中心に『何とかしなければ』という動きが起こっているから」という。
 市町村合併に詳しい戸所隆・高崎経済大教授(都市地理学)は「平成の大合併は地域の特性よりも、財政、スケールメリットを求めて促進された側面がある。広域合併の場合、中心部と周辺部の地域的特色はおのずと違う」と指摘。「行政には周辺部の衰退を防ぐために、地域の資源を生かすことを目指し、自治体の中の分権化、ネットワーク化によるパワーアップを図る必要がある」と提言する。
  ◇
 全国有数の広域合併を経て現在の今治市が誕生して8年。3度目の市長選・市議選(27日告示、来月3日投開票)を前に、市の未来を探った。【津島史人】
1月24日朝刊


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