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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1369チバQ:2011/11/10(木) 22:31:11
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000131111100001
【2011こうち 秋の陣】


観光
2011年11月10日


室戸地域は世界ジオパークへの認定後、ボランティアガイドを利用する観光客が増えている。県東部の観光拠点として期待が高まっている=室戸市室戸岬町

 県は坂本龍馬ブームに巨額の投資を上乗せし、2年連続で大型博覧会を仕掛けた。昨年は435万人を集客し、今年も350万人の観光客を見込む。しかし博覧会がない来年度以降、龍馬に並び立つ魅力ある観光資源をいかに育てていくのか。龍馬は一日にしてならず。腰を据えた戦略が求められている。


 県は龍馬ブームに沸いた前年からの落ち込みを防ごうと15億円を投じ、今年も3月から「志国高知 龍馬ふるさと博」を開催。1〜8月末に県内観光施設60カ所を訪ねた観光客は198万6424人で、昨年よりは3割減ったが、2009年よりは1割増えた。


 高知市立龍馬の生まれたまち記念館も、10月末までに09年の倍の入館者が訪れた。上野麻衣学芸員(32)は「混雑を避けて昨年にあえて来なかった客が足を運んでいて、龍馬ブームは継続している。来年が勝負」と話す。


 大手旅行代理店の日本旅行は、今年10月から高知だけを巡る個人型旅行を企画している。通常は松山市の道後温泉など四国の他県と高知を組みあわせるツアーが主流だが、龍馬ブームの継続を見込んだ。しかし来年3月の同博閉幕までの限定だ。


 一方、博覧会の恩恵が少なかった地域は、独自の取り組みを模索している。


 県立歴史民俗資料館(南国市)は今年、戦国武将ブームをにらんで長宗我部元親ら7武将の史跡を巡るバスツアーを企画した。県の委託事業で補助金を使い、毎回、定員40人を満たしている。だが、来年度以降の予算はつかない見込みだ。猪野満副館長(57)は「金をかければ人を呼び込めるし、すぐ成果が見えるが、企画が定着するには1年では難しい」と悩む。


 ■室戸、体験型目指す


 観光客の減少に歯止めがかからない県東部や西部の観光関係者はより冷静だ。


 9月に世界ジオパークの認定を受けた室戸地域は、県東部の新たな観光拠点として注目されている。しかし団体客の受け皿となるホテルが室戸市内にはない。


 同市観光協会の島田信雄会長(68)は、世界認定後に県外のホテルチェーンに接触したが、反応はなかった。島田会長は「今の時代、新しくホテルを建てるのは難しい。ジオパークのガイドを地道に養成するなど、少しずつ観光客の滞在時間を延ばしていくしかない」と話す。


 同市は13年度以降、旧室戸東中学校の校舎を観光の拠点施設に整備する。さらに、一般家庭で田舎暮らしを体験する「民泊」への協力を市民に呼びかけ、漁業や農業と組み合わせる体験型・滞在型観光を目指す方針を掲げる。県観光政策課の東部観光担当者も「今ある条件で、関西圏の中学生向けの教育旅行に力を入れていきたい」と話した。


 県もブームが終わるのを見込み、市町村をまたがる広域で観光資源を開発する組織づくりを進めている。


 大手旅行代理店の担当者は、四万十町にできた海洋堂ホビー館四万十や室戸ジオパークには注目しているが、ツアーの企画には至っていない。「地域を周遊できるように、交通事情の改善が必要だ」と話した。(大蔦幸、伊藤雅哉)


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