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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1298チバQ:2011/07/27(水) 23:04:33
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107260057.html
注目の上関町長選まで2カ月

 中国電力が原発建設を計画する山口県上関町。任期満了に伴う町長選は投開票まで2カ月を切った。人口約3500人の瀬戸内の町は9月25日、福島第1原発の事故後全国で初めて、首長選で新規立地の是非判断を迫られる。国の今後のエネルギー政策が不透明な中、推進派の現職は3選に向け立候補を表明。反対派は原発への住民不安を追い風に候補擁立を急いでいる。

 「財源確保に原発がベストという認識は変わらない」。柏原重海町長(61)は福島の事故後の情勢変化を見据えながら、推進の姿勢を保つ。6月22日の立候補表明から1カ月余が経過した。

 上関原発計画は1982年6月に浮上。町は2010年度までに国の関連交付金約45億円を受けた。現在2期目の柏原町長も、財源確保のため原発推進を主張。反対派の抗議で準備工事が進まない中、交付金や中電からの協力金を住民サービスに充ててきた。

 しかし、福島の事故で来年度以降は交付されるか分からない。表明前日の21日の町議会本会議で反対派町議にただされ、柏原町長は「原発財源あるなしの両面で将来の町づくりを話し合う場を提供したい」と原発のない町づくりに言及せざるを得なかった。

 柏原町長は「国の方針が見えない中、幅広い議論は必要。選挙で訴える内容も違ってくる」とし、反対派の動きを見守る。

 原発計画の浮上後、8回の町長選はすべて推進派と反対派の一騎打ちとなり、推進派が53・8〜66・9%の得票率で勝利を重ねてきた。議会(定数12)も現在、推進派9人、反対派3人。推進派が過半数を維持する。

 約500人が暮らす反対運動の拠点の離島、祝島。「原発頼みの政治が続くと大変なことになる」。上関原発を建てさせない祝島島民の会の山戸貞夫代表(61)は力を込める。

 反対派は03年以降の3回の町長選に祝島から山戸代表を2回、山戸代表の長男孝氏を1回擁立した。今回、祝島住民にも「より幅広い支持が期待できる本土側から立てられないか」との声がある。反対派町議や全町的なグループが水面下の擁立作業を進めている。

 推進派団体、町まちづくり連絡協議会の井上勝美事務局長(67)は「反対派に勢いがあるのは間違いない。ただ原発財源は必要。逆風を乗り越えてこそ本当の町づくりができる」と言う。一方、反対派の主婦(61)は「福島の事故は放射性物質の汚染が食物に及び、被害は甚大だ。賛否を超えて町の未来を話し合うべきだ」と話す。

 経済産業省によると全国の原発新規立地計画は4カ所。東通(青森県東通村)と大間(同県大間町)は本体着工し、上関は国に原子炉設置許可を申請中。浪江・小高(福島県南相馬市、浪江町)は申請前の段階にある。上関町民の9回目の選択は、国の原子力政策に影響を与える可能性がある。

【写真説明】山口県上関町の原発建設予定地。海を隔てた真向かいに、住民の大半を反対派が占める祝島がある(撮影・高橋洋史)


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