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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1073チバQ:2011/03/26(土) 11:32:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000207-mailo-l34
117万人の岐路:’11広島市長選/上 五輪招致 /広島
毎日新聞 3月22日(火)13時3分配信

 ◇平和の発信、民意と溝 積極的賛同少なく
 「平和の発信に五輪は必要ない」「五輪でないと、核廃絶への取り組みやスポーツ振興ができないわけではない」
 18日、西区であった広島市長選立候補予定者による公開討論会。20年夏季五輪(ヒロシマ五輪)招致への積極的な賛意は、ほとんど聞かれなかった。
 「五輪を何とか招致したいという気持ちに変わりはない」。秋葉忠利市長(68)は今月7日に上京し、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長と面会した。1月4日の引退表明後、「最終決定は次の市長に委ねる」としながらも、自らが主導した五輪招致に情熱を傾ける。
 ヒロシマ五輪招致構想は09年10月、秋葉市長が唐突に発表した。20年は秋葉市長が会長を務める「平和市長会議」が、行動指針で掲げる核兵器廃絶の目標年だ。被爆75年の五輪開催に努力することで、核廃絶の世界的機運を高めたい−−。しかし、財政難の地方都市に世界規模のイベントが開けるのか。市民の賛意は広がらなかった。
 市の11年度一般会計当初予算には招致検討費135万円が計上された。市議会の大勢は五輪招致に批判的で、「断念するにしても必要な経費」という理由で賛成に回った市議は少なくない。
 「通訳を介さず自らの言葉で核廃絶を訴え、ヒロシマを世界に印象付けることができた」。岡本三夫・広島修道大名誉教授(77)は、秋葉市政の12年間を評価する。平和市長会議の加盟都市は約10倍の4500都市余りに増えた。8月6日の平和記念式典への出席を核保有国を含む世界各国に求め、昨夏は過去最高の74カ国の代表が参列した。任期中に355日にも及んだ海外出張に、「トップが長期間不在になるのはいかがなものか」(中堅の保守市議)と批判する声もあったが、「核兵器なき世界」を掲げるオバマ米大統領の登場が追い風になった。
 その集大成とも言える五輪招致で、市政トップと市民の思いに溝が生じた。広島市の初代国際交流課長、深崎敏之さん(81)は、故荒木武元市長(94年死去)が、スポーツと平和を描く構想を描いていたことを振り返る。「荒木さんが生きていたら、『順序がある。跳ね上がってはいかん』と言ったかもしれないね」と語る。
 被爆証言を続ける沼田鈴子さん(87)は五輪開催は否定しないが、「何よりもヒロシマがしなければならないことは、核兵器、放射能の恐怖を伝えること」と話す。
 JOCの竹田会長は「(五輪の)火を消さないでもらいたい」と言う。だが、国内選考の申請期限は7月ごろの予定。五輪開催の必然性とヒロシマの意味を問い直す時間は極めて限られている。
    ◇  ◇
 12年ぶりに市政トップが交代する広島市長選の告示が27日に迫った。引退する秋葉市長が託す「たすき」には、平和都市の針路と117万市民が暮らす街の未来が託される。市政の課題を探った。

3月22日朝刊


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