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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

880千葉9区:2009/06/13(土) 11:15:33
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090613ddlk14010251000c.html
140万都市のあす:09’川崎市長選/5止 神奈川口構想 /神奈川
 ◇歩み遅い連絡路
 キリンの群れのように立ち並ぶ重機が空き地で出番を待つ。多摩川と国道409号に挟まれた臨海部・川崎市川崎区殿町3丁目地区。国道や真上の首都高速を、大型トラックが低いごう音を残し行き交う。対岸の羽田空港まで直線距離約2キロ。近くて遠い。

 「距離」を縮め、羽田空港の再拡張・国際化で増える人・モノ・情報の行き来を、県経済活性化につなげることを目指すのが「神奈川口構想」だ。多摩川を渡る連絡路を新たに作り、国際化に対応した研究開発機関や物流施設を集める。03年に提唱した県は、県経済への波及効果を年約2000億円とはじく。

 10年10月の羽田整備終了を前に、中心地の殿町3丁目地区は構想が具体化しつつある。再生医療などを研究する文部科学省所管の財団法人「実験動物中央研究所」が同市宮前区から移転を計画、市は環境総合研究所などを作る方針だ。来年9月には国際線機内食を作る全日空のケータリングセンターも出来る。

 だが肝心の連絡路に、対岸の東京都大田区が反対する。

 区の担当者は「連絡路は空港跡地の利用を阻害する要素」と不快感を隠さない。羽田の再拡張・沖合展開で生まれた跡地の一部は、連絡路の取り付け部分に当たる。

 跡地周辺では、第二次世界大戦後の空港接収で住民約3000人が強制退去させられ、区民は航空機騒音との闘いを強いられてきた。区民にとり「長い歴史の中での悲願の土地」だ。

 市は昨年9月「連絡路」以外の土地利用を先行させる方針を決定。一方、大田区の同10月の跡地利用基本プランは、連絡路に一切触れていない。翌11月に阿部孝夫市長と松原忠義区長が会談したが、平行線に終わった。

 「歩み方は少し遅いが着実に進んでいる」と言う阿部市長も、3選を目指す今後4年間で「連絡路はどこまでいくか分からない」。立候補を表明している無所属新人で政治団体役員の岡本一氏(63)=共産推薦=は「破綻(はたん)が明確」として構想中止の立場だ。

 ただ「連絡路がなくても、羽田の隣接地としてのメリットは大きい」(市の担当者)のも事実。神奈川口構想に限らず、メリットを生かす方策の成否は、県の将来も左右する。

 市長選まであと134日。140万都市の「あす」への処方せんを描くのは誰か。【笈田直樹】=おわり


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