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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7420チバQ:2017/05/15(月) 21:16:46
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-550577/
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
2017年05月15日 07時00分 NEWSポストセブン
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
大田中派が復活へ(田中角栄。写真・時事通信フォト)
「安倍一強」といわれる自民党で派閥大再編の地殻変動が始まった。台風の目と見られているのは麻生太郎・副総理兼財務相だ。

「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨する方が政治として安定する」

 麻生氏は自派パーティ(4月12日)でそうぶちあげて意欲的に派閥合併を推進。甘利グループを吸収して所属議員を44人に拡大し、さらに谷垣グループ、山東派とも合併協議を進め、最終的には岸田派を合わせて名門派閥・宏池会を再結集する「大宏池会」構想を掲げている。

 大宏池会(新・麻生派)が実現すれば100人規模となり、安倍首相の出身派閥で議員数最大の細田派(96人)に匹敵する勢力が生まれる。

「大宏池会と細田派の2大派閥から交互に総理・総裁を出すことで、党内で政権交代が可能な仕組みをつくる」というのが麻生構想の骨格だ。安倍首相と麻生副総理による自民党の分割統治体制といってもいい。

 しかし、そうした思惑を根底から覆す動きがひそかに進んでいる。かつて「鉄の結束」で政界を動かした「田中派」の復活である。

 仕掛け人は「田中派DNAの最後の継承者」(自民党ベテラン)といわれる二階俊博・幹事長だ。田中派―竹下派出身の二階氏は1993年の政変で小沢一郎氏らとともに自民党を離党したが、2003年に復党した。その政治手法は「数は力」という田中派の論理に貫かれている。

 二階氏は復党後に保守新党出身議員や小泉チルドレンを中心に新派閥(新しい波)を結成したものの、2009年の総選挙で本人以外の衆院議員が全員落選して派閥は潰滅状態に陥った。

 そこから本領を発揮する。自派の残った参院議員2人を連れて伊吹派に合流したかと思うと、会長の伊吹文明氏の衆院議長就任を機にいきなり後任の派閥会長に就任したのだ。党内では「伊吹派を乗っ取った」(細田派議員)と驚かれた。それでも会長になるや民主党離党者や保守系無所属議員を次々に取り込んで麻生氏と競うように派閥勢力を急拡大させて主流派の一角に食い込み、さらに石原派との合流も仕掛けている。

 自民党での役職も総務会長から幹事長と出世し、ベテラン議員は「いまや業界団体の陳情も霞が関の役人の相談も二階幹事長のところに集まり、利害調整を一手に仕切っている。まさに田中派のDNAそのもの」と舌を巻く。

 その二階氏が派閥拡張とともに力を入れているのが自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。昨年6月には野中広務・元幹事長、同11月には綿貫民輔・元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男氏の長女で民主党を離党した貴子氏も自民党会派入りさせた。

 野中氏、綿貫氏、宗男氏はいずれも小泉政権時代の“竹下派弱体化工作”というべき党内抗争で引退や離党、失脚に追い込まれた人物たちだ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が指摘する。

「二階氏が3人を復権させたのは引退議員の名誉回復というだけではなく、田中派―竹下派の持っていた政治基盤を復活させる狙いが見て取れる。野中氏は農業土木事業を取り仕切る全国土地改良事業団体連合会(全土連)の前会長で、農業票に力を持つ。綿貫氏は田中角栄がつくった全国治水砂防協会の現会長でダムや災害復旧などの公共事業に影響力がある。宗男氏は今も北海道の建設・農業票をしっかり握っている」

※週刊ポスト2017年5月26日号


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