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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6780チバQ:2016/02/04(木) 20:25:47
http://www.sankei.com/region/news/160204/rgn1602040023-n1.html
2016.2.4 07:02
【問われる未来像 前橋市長選】
(下)交通整備

反応

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 ■活気ある街づくりが急務

 前橋市は先月23日、交通弱者である高齢者のタクシー代金補助制度「マイタク」を始めた。75歳以上または免許の自主返納者、65歳以上で免許を持たない人などが対象となる。

 これまで3年かけて実証実験を行い、他公共交通との共存や財源に限りがあることなどで、回数制限や発着地は市内限定などの利用条件が設けられた。

 実験中から早期実施を求める声は高く、昨年10月から今月1日までの登録者数は約8千人と「予想の2倍以上」(同市交通政策課)となった。同課は「一つの移動手段になってほしい」と期待を込めており、今後はICカードでの料金支払いも検討している。

                   ◇

 一方、閑散としたJR前橋駅前をはじめ、バスや電車の利用客をいかに増やすかも課題だ。

 前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄の乗車人数は、昭和40年度の約958万人をピークに年々減少。平成26年度は約157万人と最盛期の約6分の1に激減。前橋駅の1日平均乗車人数も平成4年の約1万3千人が15年に1万人を切り、現在も1万人前後で推移している。

 前橋駅北口「エキータ」隣に今年5月開業予定の、車で駅に来て電車やバスに乗り換える「パーク&ライド」用駐車場(約300台)の建設が進む。管理運営を行う大和リース(本社・大阪市中央区)は検討中としながら、「駐車料金は1時間100円、1日最大700円を予定している」。ただ、JRやバス会社との連携がなく、電車やバスを利用しても料金の割引などはないという。これでは「パーク&ライドでなく、ただのパークだ」と不安視する声も聞かれる。

                   ◇

 交通政策に詳しい前橋工科大学社会環境工学科の湯沢昭教授は「マイタクは利用客、タクシー業界、行政の三者がプラスになる政策。方法論としてよかった」と評価する。その上で、「今ある公共交通の利用者を増やすのは簡単ではない。商業施設が分散する市内では、まずは駅を中心として人が集まるような街づくりをすべきだ」と課題を指摘する。

 同時に湯沢教授は「交通は目的ではなく手段。一つの街ができた後に街同士を結ぶ交通を考える、というのが順番だ」と空洞化した市街地対策を優先する考えを強調した。

 高齢化と人口減。この大きな課題を前に、交通手段整備へのステップとして、活気ある街づくりが急務といえそうだ。


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