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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6107チバQ:2015/04/01(水) 19:25:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk12010099000c.html
’15統一地方選・ちば:どうなる勢力図/2 民主と維新 競合する5選挙区 複雑な事情抱え対決へ /千葉
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 3月上旬。県議選柏市選挙区(定数5)に出馬する維新新人で元地域紙記者の舘池美央子氏(40)陣営は頭を悩ませていた。

 「太田先生と一緒に写ったポスターを作りたかったが、もう時間がない……」

 「太田先生」とは、昨年12月の衆院選で柏市を擁する千葉8区から出馬し、維新で唯一議席を獲得(比例復活当選)した太田和美氏のことだ。舘池氏は街頭演説で「県議会は女性議員が7人しかいない。新しい風を吹き込みたい」などと強調。女性議員として知名度のある太田氏の応援に期待していたが、太田氏サイドの動きは鈍かった。駅頭での活動で舘池氏と太田氏が並んでいる姿はなく、選挙事務所には舘池氏の関係者がいるだけ。

 「(太田氏は)候補者調整だけでなく、民主の一部から応援を得たから」。維新関係者は事情を明かす。衆院選では「野党共倒れ」を回避するため野党の候補者調整を行い、民主党が候補者擁立を断念。その際、古巣の民主の支持もあったというわけだ。

 だが、小雨が降る今月7日。JR船橋駅前に現れた維新の江田憲司代表は「維新は政治をダメにした企業団体献金をやめようと決めた唯一の政党だ。自民も民主も大臣が辞めた」と強調。政権与党だけでなく、衆院選で「手を組んだ」民主をも批判し、維新への支持を必死に訴えていた。

 県内で勢力を伸ばしたい維新にとって太田氏の地盤は鍵となる。太田氏サイドは「国会日程を優先し、スケジュールが合わなかっただけ」と“不協和音”を打ち消して、維新の結束をアピールするが、結局、告示前用の「太田票」の取り込みを狙った太田氏とのツーショットポスターは実現せず、具体的な応援内容もいまだ決まっていないという。さらに太田氏はこれまで複数の政党を渡り歩いており、総支部の一部には「毛色が違う」として距離を置こうとする地方議員もいる。維新の模索が続いている。

   ◇  ◇

 「大きな種をまかれてしまった。対抗しないといけない」

 現職の中田学氏(42)を擁立した民主の田中信行県連幹事長は2月の民主県連定期大会後、維新との「共闘」解消を宣言した。

 民主は衆院選千葉8区で中田氏の擁立を模索した。しかし、地元の意向を無視する形で党本部が調整を決定。同区を太田氏に譲らざるを得なかった。県連は衆院選の総括で共闘を「失敗」と位置づけ、統一選での対決姿勢を鮮明にする。

 民主関係者によると、維新は県議会に候補を出さない約束だったが、舘池氏を公認。太田氏側は「出さないつもりだったが、上の指示で抵抗できなかった」と釈明しているという。県連内で維新に対する不信感は募るばかりだ。

 柏市選挙区は中田、舘池両氏のほか、自民現職の浜田穂積(68)、中沢裕隆(44)の両氏、公明現職の阿部俊昭氏(56)、共産現職の加藤英雄氏(61)が出馬を表明している。中田氏陣営は「自民2人と公明は堅い。残り2議席を民主、共産、維新が争う『脱落ゲーム』だ」と分析。反自民票が衆院選で躍進した共産に流れる懸念もあり、危機感は強い。後援会の引き締めを図る一方、初めて推薦を受けた連合千葉の組織票に期待する。

   ◇  ◇

 党内外で衆院選の結果を引きずる民主と維新が競合するのは5選挙区。民主の新人候補と戦う維新現職は「国政と違って地方選は複数区で競合するのは仕方ない」と割り切った。自民「1強」に対抗するため国政で共闘した両党が、複雑な事情を抱えたまま地方議会で生き残りをかけて相まみえる。=つづく


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