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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6104チバQ:2015/04/01(水) 19:23:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150401/CK2015040102000150.html
統一地方選 無投票考(下) 選択肢なければ関心低下

2015年4月1日


◆元我孫子市長、中央学院大 福嶋浩彦教授に聞く
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 有権者が一票を行使できない無投票当選。その背景、問題点は何か。元我孫子市長で中央学院大の福嶋浩彦教授(58)に聞いた。 (聞き手・砂上麻子)
 -県議選では四十六ある選挙区のうち約四割にあたる十八選挙区が無投票になる可能性が高い。
 「市民に選択肢が示されなければ、政治に対する関心がますます低下してしまう。本来の自治は、住民一人一人の思いを起点にみんなで話し合って地域をつくるものだ。しかし今は、国の政策を地域でアレンジして実行するのが中心で、議員もその枠内で支持者のための予算確保に走っている。これでは、自治の魅力も重要性も薄らぐ」
 -「一人区」二十選挙区のうち十九選挙区で議席を自民党が占めている。他党はどう戦うべきか。
 「以前は共産党や社会党が、たとえ選挙に負けると分かっていても候補者を立てることがあったが、最近はそうでもないようだ。個別の政党の具体的な選挙方針に口をはさむつもりはないが、政党は有権者に選択肢を示す役割を果たしてほしい。やはり自民党に次ぐ勢力である民主党の責任は大きいのではないか」
 -議員定数が多すぎることや、区割りが人口を正確に反映していないことが原因とも指摘される。
 「定数だけ議論しても答えは出ない。まず、どういう議会を目指すか明確にする必要がある。スペシャリストの議員で構成する少数の議会にするのか、定数は二百人でもよいから、会議は平日夜や土日に開いてボランティア議会にするのか。それを踏まえ議員の数と報酬を決めればいい」
 「人口を反映した区割りは民主主義の基本だ。ただし政令市は、県との関係をふまえ別に検討してもよいのではないか」
 -有権者は「無投票」にどう向き合うべきか。
 「なぜ無競争なのか考えてみる必要がある。万一、既得権を維持したい人や政治家だけの都合で無競争になっていたら市民が不幸になる。ただ、無投票を避けよう、投票率を上げようと選挙の時だけ言っても難しい。日ごろから地域づくりをいかに自分の事として捉えられるかが重要になってくる。市民の姿勢も問われている」
 <ふくしま・ひろひこ> 1956年生まれ。我孫子市議を経て、95年から2007年まで我孫子市長を務める。市長在任中は「市民自治」を掲げ、補助金の市民審査制度を導入し、常設型の住民投票条例を制定。退任後10〜12年まで消費者庁長官も務めた。専門は地方自治。


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