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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5029チバQ:2013/06/29(土) 08:55:24
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306270025/
13横須賀市長選(下):低迷する地場産業、安全確保し米軍と共存も

2013年6月28日

地元の町工場では技能の継承も課題となっている=横須賀市内



 「横須賀の中小企業は、ぜいたくをしないから持ちこたえてきたようなものだ」

 横須賀市のJR久里浜駅そばの平作川に沿って広がる工業団地の一角で、金属部品加工業を営む町工場の社長が苦笑した。社長の息子が軽自動車を駆って営業に飛び回っている。

 横須賀ではかつて自動車や造船などのメーカーの大型生産拠点を中小製造業が支えてきた。2008年のリーマン・ショック後には団地の工場の多くが一時休業に追い込まれたが、やっと最近になって業種ごとに仕事が戻ってきた。

 それでも海外への生産移転と円高で、下請け企業が厳しい経営環境から抜け出せたわけではない。会社を受け継ぐ立場の息子は、ものづくりの将来に不安を拭えないでいる。

 「設計はコンピューターでできても、図面をもとに製品を組み立てるためには結局、職人技を磨く必要がある。だが工賃が安いままだと給料を引き上げることもできず、従業員が集まらない」

 昨年実施の経済センサス活動調査(製造業)によると、横須賀市内をはじめとする三浦半島地域の事業所(従業員4人以上)の付加価値額は前年から10・4%落ち込む。十分な利益を生み出せず、横浜内陸部や西湘、県央部で伸びている動きから取り残されている。

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 京急線横須賀中央駅に近い商店街は4年に1度のペースで、来客の通行量を自主的に調査している。

 今年1月の調査では、4年前の半分以下に人通りが減った地点もあった。集客力を発揮してきた老舗百貨店やスーパーが入居する商業ビルが近年、相次いで閉店したことが背景にある。米海軍横須賀基地の関係者が買い物に来ることもあるが、全体の客足の落ち込みを補いきれてはいない。

 商店街の幹部たちは「この2年間ぐらいが勝負。さらに落ち込んだら、5年は回復しない」と、危機感を強めている。

 「行政に任せているだけでは駄目。街が一体となって来客を喜ばせるような取り組みをすれば、企業誘致と同じような効果が得られるのではないか」

 横須賀は今年9月には、原子力空母ジョージ・ワシントンが配備されてから5年を迎える。安全策を担保しながら、停滞する産業をどう好転させるか。米軍との共存という特別な歴史を抱えての街づくりが続く。


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