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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ
4188
:
チバQ
:2012/06/12(火) 19:36:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120611-OYT8T01114.htm
[深層追跡]関係濃密 遺恨恐れ
◇道志村議選4期連続無投票
道志村では、4期16年にわたって村議の無投票当選が続いている。一人を選ぶ首長選ではなく、複数の議員を選ぶ地方議会選挙が4期連続で無投票になるケースは少ない。村内で取材を進めると、選挙戦を展開する活力が村から奪われている現状が見えてきた。(佐々木想)
◇戦えばしこり
「自分は村政にタッチするつもりはなかったんだが」――。ある元村議の男性は、そう前置きして自身が立候補した経緯を振り返る。
きっかけは地区の先輩から「出たらどうだ」と勧められたこと。同じ地区の別の男性も立候補を検討しており、2人が出れば選挙戦になる状況だった。
地区では告示数か月前に有権者が集まり、誰を候補者にするか話し合う。立候補を検討していたもう一人の男性は、会議で沈黙したままだった。「選挙になればしこりが残る。譲ってくれたということなんだろう」
同村議選は、1996年に定員12人に対して13人が立候補して選挙戦になったのを最後に投票が行われていない。4月17日告示の村議選でも定員と同じ10人が立候補を届け出て無投票が決まった。
村は南北に標高1000メートル以上の山地が横たわり、東西に流れる道志川沿いの約28キロに集落が集中している。「道志七里」と呼ばれる理由だ。村民が互いにどこの誰かを知っている濃密な人間関係があり、2005年の通算4期目途中まで村長を務めた佐藤卓司さん(82)は、「1、2人を落とす戦いをすれば、20年は遺恨が残る。誰も得をしないことをみんな分かっている」と話す。
◇激戦の歴史も
村議職は持ち回りに近く、改選の際は村の6地区がそれぞれ候補者を立てる。地区間の候補者数の調整は表立って行われていないが、「次はあの人がやった方がいいだろう」という「雰囲気」で、候補者が定員に収まる。4月の村議選でも、立候補を模索した11人目が選挙戦になることを懸念して出馬を断念した。
連続無投票となる以前の村議選は、現金が乱れ飛ぶ激戦だったとされている。肉親が落選して家計のやりくりができなくなり、「田畑を失ったこともある」と証言する人もいる。村で選挙について取材すると、「戦争」という言葉が聞かれるのは当時の名残だ。
◇村を覆う不安感
村の無職男性(66)は「村の財布を預かる村長は選挙で選んだ方がいいが、村議は無投票の方がいい」と話す。大田昌博村長も「同じ無投票でも数十万人の都市と1900人の村では意味が違う。争点があれば別だが、村議選で無投票が続いたとしても悪いことではない」と言い切る。
1955年に3372人だった村の人口は、6月1日現在1902人にまで減った。過疎化が止まらず、主立った産業もない中で、先の見えない不安感が村を覆っている。「村が生き残れるのかどうかという時に、選挙をしてしこりを残すくらいなら、身を引いた方がいいということになる」と佐藤さん。
ただ、5月12日で任期が切れた前村議の藤原光政さん(67)は「少子高齢化と過疎で、選挙を戦ってでも村議になろうという人がいなくなった」と指摘する。静かな山村からは、議員選挙を争う活力さえも奪われつつある地方の現実が見える。
◇議会の役割理解していない
議会選挙で4期連続で無投票となっている自治体は、道志村以外にもある。いずれも人口が1万人以下だ。群馬県中之条町六合選挙区は、合併前の旧六合村時代を含めると5期連続で無投票が続いている。
地方議会の改革に詳しい山梨学院大の江藤俊昭教授(地域政治論)は「道志村に限らず、選挙を避けて穏便に済ませようという心理は、住民の代表である議会の役割を理解していないことの象徴だろう。地方分権の時代を迎え、政策論争で議会を機能させなければ生き残れない自治体も出てくるのではないか」と指摘している。
(2012年6月12日 読売新聞)
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