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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3753チバQ:2011/07/07(木) 19:48:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000139-mailo-l10
2011知事選:検証/下 嫌われた「マニフェスト」 公約に財源裏付けなく /群馬
毎日新聞 7月6日(水)12時58分配信

 知事選で再選を果たした大沢正明氏(65)が、選挙公約を発表したのは告示2日前の6月14日だった。再選出馬を表明したのは昨年9月だっただけに、異例の遅さだ。「大沢正明の公約」と題したパンフレットが報道陣に配られたが、「マニフェスト」の文字はゼロ。理由として大沢氏は「マニフェストという言葉には大衆迎合というイメージがある」と説明した。
 この4日前に対抗馬の後藤新氏(50)が発表した選挙公約「県民との約束」にも「マニフェスト」の記載はなかった。後藤氏も「あえてマニフェストという言葉は使っていません。何となく手あかにまみれたような言葉だ」と語った。
 09年の衆院選で民主党が示したマニフェスト。高速道路の無料化、子ども手当、八ッ場ダムの中止などが盛り込まれたが、目玉政策の多くは掛け声倒れに終わった。大沢氏の選対幹事長を務めた自民党県連幹事長の須藤昭男県議は「マニフェストという言葉自体が、選挙で当選したいがために作ったというイメージがある」と話す。
 「マニフェスト運動」を提唱したのは北川正恭・元三重県知事。「選挙を『お願い』から『約束・契約』に変えよう」と03年の統一地方選を前に呼び掛けた。マニフェストには(1)政策の数値目標(2)財源の裏付け(3)工程表−−などを明示すべきだとしている。
 その後、地方選挙では「ローカル・マニフェスト」が浸透し、首長選ではマニフェストを武器に、若手新人が全国で次々と当選した。特に09年は衆院選を前に、千葉市、神奈川県横須賀市、奈良市などで30代市長が誕生し、政権交代の流れが生まれたと指摘される。
 大沢氏が嫌った「マニフェスト」という言葉だが「大沢正明の公約」は、マニフェストの要件をどれだけ満たしているだろうか。
 まず、政策の数値目標。大沢氏は51項目の公約を掲げ、さらに「主な数値目標」として「特別養護老人ホームを8062床から1万床に増床」「がん検診受診率をすべてのがんで50%にする」など27項目を示した。しかし実現に必要な財源について、大沢氏は公約発表会見で「しっかりと庁内で議論して進めたい」と述べるにとどまった。また公約に具体的な工程表の記載はなかった。
 51項目の公約には「郷土の誇りと豊かな心を持った子どもを育成します」「ふるさと群馬の素晴らしい環境を守ります」などの理念型の内容も多く含まれる。
 しかし、ある県議は大沢氏をかばった。「国の政策は混迷している。地方議会は安定しないといけない。できもしないことを掲げたり、県民を惑わすような選挙はやめないといけない」
 「お願い」の選挙に逆戻りしないためにも、大沢氏の実行力が試される。
    □
 この連載は鳥井真平、喜屋武真之介が担当しました。

7月6日朝刊


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