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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3721チバQ:2011/06/19(日) 20:46:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1307981432853_02/news/20110614-OYT8T00080.htm
「現職に」なびく求心力



「投票率次第」警戒強く


県政界の重鎮や業界団体のトップが集結した合同選対発会式であいさつする大沢氏(中央右)=4日、前橋市野中町の事務所で  大沢は4年前、自民党公認として出馬したが、今回は現職の強みを生かすため、無所属「県民党」に看板を掛け替えた。

 その結果、国政レベルでは民主を応援する連合群馬の推薦こそ取れなかったが、自民、公明、みんなの党が推薦。前回は小寺を支援した無所属県議も「中学生以下の医療費無料化などの政策は評価できる。失政がなければ現職優先」と大沢になびき、支援県議団は、県議50人のうち43人に膨れ上がった。

 無所属戦略以上に、「現職」の重みは、求心力をもたらしている。県議選の18選挙区単位で組織する大沢の郡市選対発会式には、地元県議や首長、市町村議ら5000人近くがはせ参じたが、小寺支援者だった者も少なくない。

 ある発会式では、あいさつに立った選対役員が口々に「前回は小寺さんを応援しましたが、今回は……」と釈明。地元の自民県議は「4年でこんなに変わるとは。当時は、大沢さんのパンフレットを持って歩いたら、セールスマンと間違えられて追い返されたのに」と振り返る。

 今月4日に前橋市で開かれた合同選対発会式には、県内の業界団体のトップも顔をそろえ、選対本部長には、前回は小寺支持を明言していた鶴谷嘉武・県医師会長を立てた。大沢は4年前、「現職」の厚い壁に苦戦を強いられただけに、目の前に広がる盤石の布陣に「本当に胸がいっぱいです」と感慨深げ。9日の記者会見では「今回は自分との戦い」と、他候補を歯牙にもかけないそぶりを見せる。

 別の自民県議は、大沢が引退を予告している4年後を見据え、「二度と立ち上がれないよう、小寺の残党狩りをやる」と息巻く。後藤が県商工労働部長時代に制度をつくり、後藤シンパも多い「1社1技術」認定企業の名簿を持って地元を回り、攻勢をかける。

 死角はないのか。

 無党派の票が揺れ動く近年の国政選を念頭に、陣営関係者は「投票率次第でどう転ぶか分からない」と警戒する。「自民、公明以外は計算しにくい。圧勝が予想されながら負けた、前回の小寺さんがいい例だ」と表情はさえない。

 自民党参院議員の山本一太は、大沢の集会で、昨夏の参院選で党県連会長の中曽根弘文が55万票以上で圧勝したことを挙げ、「政治家の力は票数だ」と大量得票を呼びかける。しかし、大沢は前回選で30万票を辛うじて超え、小寺との差は1万2000票程度。陣営関係者は「低投票率が予想される中では、40万票が頭打ち。まだ小寺さんが知事だと勘違いしている人も多い。今回は得票目標を出せない」と打ち明ける。

 現職に群がる豪華すぎる顔ぶれ。ある陣営幹部は「こういうのが危険なんだよ。張り子の虎になりかねない」とつぶやいた。

(2011年6月14日 読売新聞)


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