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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3430
:
チバQ
:2011/04/08(金) 23:43:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000044-mailo-l19
’11統一選:県議選 注目区ルポ/下 民自対決・韮崎市 /山梨
毎日新聞 4月8日(金)10時57分配信
◇市長選の構図再燃 震災で政党色薄め
「知事と市長、県議の3者が一体となってこそ、市の発展があるんです」。6日夕、韮崎市中心部の街頭でマイクを握った自民党公認の現職、清水武則氏(74)は声を張り上げた。集まった支持者からも「そうだ」と歓声が上がる。それでも、陣営幹部は「非常に厳しい戦い。現職だからといって楽観はできない」と表情を緩めなかった。
清水氏と、民主党推薦の新人で元市長の小野修一氏(67)の一騎打ちとなった韮崎市選挙区。激しい選挙戦の背景には、市を二分した06年11月の市長選の構図がある。市長選では、3選を目指した小野氏と、県議から転身した現市長の横内公明氏が激戦を展開。約2300票差で横内氏が初当選した。この時、横内氏の選対本部長を務めたのが清水氏だった。
さらに、清水氏は07年1月の知事選で、新人だった現知事の横内正明氏を支持し、後援会支部長も務めた。清水氏は今回、「4年間しっかりと知事を支えてきた。県とのパイプ役が果たせるのは私だけ」と力を込める。
これに対し、小野氏は「地方議会と首長は二元代表制。何もかも一緒がいいなんていうのは全くおかしな話だ」と真っ向から批判を展開する。清水氏支持を打ち出している横内市長に対しても「公人たる市長として中立を保つべきだ」と主張。議員報酬の30%カットや、政務調査費の廃止、議員の海外研修の公費負担の廃止などを公約に掲げ、議会改革を目指す。
互いに対決色を鮮明にする両陣営。ただ、「民主対自民」と政党対決の構図は影をひそめている。
自民党県連の幹事長も務めた清水氏の陣営では当初、民主党への逆風を追い風に、政党対決を明確に打ち出す方針だった。しかし、東日本大震災の発生で一変。演説では、県連幹事長を務めた実績や、知事与党としての立場を強調するものの、民主党への批判はトーンダウンさせた。
対する小野氏は民主党への逆風を受け、当初から政党色をほとんど出さない戦略だ。チラシやのぼりなどにも民主党の文字を出していない。陣営幹部は「震災後は特に、『政党間で争っている場合ではない』というのが市民感情。あくまで無所属で戦った方が得策だ」と説明している。【曹美河】
4月8日朝刊
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