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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2095チバQ:2010/04/22(木) 21:50:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20100422/CK2010042202000123.html
先送りの『公共料金』踏み込まず 加須市長選 かすむ新市の課題
2010年4月22日

公開討論会終了後、握手をする加須市長選候補者の大橋氏(左)と中山氏=加須市で


 二十五日投開票の加須市長選。旧加須市と騎西、北川辺、大利根の旧三町が三月に合併した新市の初代市長を決める選挙は、いずれも無所属で、旧加須市長の大橋良一氏(62)と、元加須市議の中山幸一氏(36)=民主推薦=の一騎打ちだ。大橋氏が市長を二期務めた「経験」を訴えれば、中山氏は事業仕分けなど、民主色の強い公約を掲げて「改革」を強調。こうした中、自民は大橋氏の支援に回り、今夏の参院選をにらんだ「自民VS民主」の構図となっている。 (池田宏之)

 告示前日の十七日、市内で開かれた公開討論会。「市長は市民の代表が必要。市役所の代表ではない」。中山氏は、元県職員で旧加須市助役を経て、同市長となった大橋氏を「役人出身」と呼び、市民目線の行政が行えないと批判した。

 これに対し、大橋氏は「言っておくが、私は二回とも選挙を経て当選している」と語気を強めて反論。「実行力がある」と、旧市長時代に行政評価システムを導入し、健全財政に取り組んだとアピールした。最後に二人は握手したが、お互いに笑みはなかった。

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 新市の課題の一つは、公共料金をどうするか。旧一市三町の合併協議では、自治体間で料金に差がある水道料金などの決定を合併後に先送りした。ある市職員は「いずれの自治体も合併が一度破たんした。料金でもめて合併を壊すわけにいかなかった」と言う。

 微妙な地域事情を踏まえ、大橋、中山両氏とも公共料金問題には、ほとんど踏み込まないままだ。こうした中、両陣営が意識するのは、昨年八月の衆院選。加須市を含む12区は保守層が手堅い地盤を誇るが、「政権交代」の風に乗って、民主元職の本多平直氏が、自民前職の小島敏男氏を破った。

 中山氏は、民主出身の名古屋市の河村たかし市長が掲げた「市民税10%減」や、事業仕分けなどの公約を街宣でアピール。陣営幹部は「衆院選で民主に入れた人をつなぎ留めたい」と話す。

 逆に自治会などと連携し、組織固めを進める大橋氏の出陣式では、地元の自民県議が「口で言うだけなら誰でもできる。大切なのは実行力」と強調。「普天間問題などで揺れる民主のイメージと中山氏を重ねたい」(陣営幹部)と描く。

 ■ ■ 
 参院選を控え、いずれも現職で立候補を予定する島田智哉子氏(民主)は中山氏の出陣式で、関口昌一氏(自民)は大橋氏の出陣式でマイクを握った。「今回の選挙結果で、ある程度参院選の勢いが分かる」(民主関係者)とし、自民党員の加須市議は「今のうちに票固めにつなげたい」と明かす。

 旧加須市内のある女性は、「民主対自民の構図になっているように見えるが、地域がどうなっていくのか(政策の主張は)よく分からない」と漏らした。


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