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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2023チバQ:2010/03/31(水) 12:06:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/feature/yokohama1269871916215_02/news/20100329-OYT8T01292.htm
明日の相模原 政令市へ

<2>相模大野駅再開発
商業の街 魅力どこに
「もうすぐ新しい相模大野に生まれ変わる。そうすれば、お客さんも増えるはず」。3月17日、小田急相模大野駅西側で進められている再開発事業の様子を近くのビルの屋上から眺めながら、石井とし子さん(69)はつぶやいた。

 石井さんは同駅北口で40年前から、美容室を営んでいる。1990年に浮上した計画に当初から賛成し、5年後には再開発組合の副理事長に就任した。町田や新宿など都心に顧客を奪われていると感じており、時代の変化に対応した街づくりをしなければ客を引き戻せないと考えたからだ。

 同駅周辺は、市内最大の商業地域だ。小田急の小田原線と江ノ島線が乗り入れる交通の要所で、北口には駅ビルや百貨店「伊勢丹」なども立ち並ぶ。

 しかし、経済産業省の2007年の調査では、全国18政令市と比べ、年間の商品販売額で相模原市は1兆3000億円と最下位。人口規模が近い静岡県浜松市と比べても半分以下。商業都市として発展を遂げるには、同駅周辺の競争力をさらに高める必要があった。

 再開発が順調に進めば、3年後には、食品スーパーや専門店群、屋上レストランが入る6階建ての商業ビルが完成する。隣には26階建て分譲型マンション(308戸)と21階建て賃貸マンション(120戸)も建設される。700台を収容する駐車場棟と4000台を収容する地下駐輪場も備わり、集客力も高まる。

 ただ、「事業が完成したら、それでおしまいという訳にはいかない」と南新町商店街振興組合の篠田清理事長(61)は言う。

 同駅周辺は元々、1981年に米陸軍医療センターが全面返還されたのを機に都市化が進んだが、篠田理事長は「街の歴史や伝統という観点が失われたまま、商業化が急速に進められてしまった」と指摘する。


 駅周辺の4商店会が集まる連合会では2年前から、月1回、街の魅力作りについて会合を続けてきた。毎年春と秋に行っているアートクラフト市や、ジャズ歌手を招いた夏の「もんじぇ祭り」を街の核にしようという意見もあるが、方向性は定まっていない。

 「誰もが相模大野と言えばコレだと連想できるような特徴が必要だ」。篠田理事長は焦りを募らせる。

 課題はそれだけではない。同駅付近を走る国道16号は慢性的な渋滞が生じている。市中心部の公共交通機関はバスしかなく、同駅へのアクセスは悪い。12年には圏央道の相模原ICも開通される予定で、交通量の増加は避けられない。

 市は昨年、バス専用レーンを設ける「幹線快速バスシステム」(BRT)を導入する案を示したが、住民の反発で頓挫した。政令市になれば、都市計画の決定権が市に移り、国県道の管理なども市に委ねられる。野村担当部長は「今後はスピーディーに街づくりを進められるが、その分、責任も増す」と気を引き締める。その言葉通り、相模大野の発展は政令市のかじ取りにかかっている。

(2010年3月26日 読売新聞)


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