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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1936チバQ:2010/03/09(火) 21:24:59
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/tsuga/news/20100304/290739
<14万都市誕生 新・栃木市発足まで1カ月>(2)地域自治区 地域の声を市予算に
(3月4日 05:00)
 勇壮な戦国絵巻を繰り広げる夏の伝統行事、「相馬野馬追」で知られる福島県北東部の南相馬市。最終日の神事「野馬懸」の会場となる小高区(旧小高町)で2月19日、本年度最後の地域協議会が開かれた。

 □毎月会議を開催

 「東京南相馬会の創設を提案します」

 同市職員が新年度予算案についての説明を終えると、委員の一人が協議を呼び掛けた。配布された提言書には、目的や手段だけでなく想定される経費の説明もあった。

 「野馬追の時期などに、市出身者と定期的に交流できれば経済効果も期待できる」「とはいえ名簿をどのようにして作るのか」

 出席委員のほぼ全員が意見を述べると、協議会として市長に提案することを決めた。

 同市は2006年1月、原町市と小高、鹿島両町が対等合併し誕生した人口約7万人の都市。旧市町の区域ごとに地域自治区を設置し、地域の代表で地域協議会を組織している。

 小高区地域協議会の委員は各種団体代表者と学識経験者、公募委員計15人。ほぼ毎月会議を開き、通学路への防犯灯設置や高齢者向けのパソコン教室開催費などを市の予算に反映させた実績を持つ。

 2期4年間会長を務めた小高商工会の中里隆一会長は「市と町は対等合併とはいえ、実質的には対等にならない。これまではぐくんできた文化を継承するためにも、頑張って意見を言わなくてはいけない」と力説する。

 □「新市」が一丸に

 今月29日に誕生する新「栃木市」も、地域自治区を導入。大平、藤岡、都賀の3町に設置される総合支所が自治区事務所を兼ね、地域協議会が置かれる。

 合併に伴う地域自治制度のうち、大田原市や日光市は市政に対し地域としての意見を述べる「地域審議会」を設置したが、新市は「地域により権限を持たせるべきだ」(大平町)として、まちづくりの実施団体としても期待される「自治区」を選択した。

 合併新法に基づく導入は県内初とあって、不安の声も少なくない。青木冨士夫都賀町長は「議論が空回りしてしまってはいけない。また新市が一丸となることが大前提で、地域間で予算などの分捕り合戦になるのは困る」と指摘する。

 中里会長がアドバイスする。「目に見える効果はあまりないが、地域を少しでも良くしたいと思い続けることが大切。継続は力だ」

 協議会が開かれる小高区役所の会議室に昨年掛けられた額には、委員たちの決意がこう記されている。

 「心を働かせて 高遠なる理想と平凡なる実行」

 ■メモ■ 地域自治区は、市政に地域の意見や実情を反映させるのが目的。栃木市の場合、合併新法に基づいており、設置期間は5年。新市長が区長や地域協議会委員を選任する。宇都宮市は条例で同様の取り組みを行っている。

 [写真説明]福島県南相馬市小高区で開かれた本年度最後の地域協議会=2月19日、小高区役所


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