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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1567チバQ:2009/10/24(土) 10:38:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091021/CK2009102102000074.html
かわさき市長選2009 決戦の秋 マニフェストの現場から<中> 行政改革 揺れる官民の役割分担
2009年10月21日

トラックの荷台に粗大ごみを積み込む民間受託業者=幸区で


 市長選中盤のある日、幸区のマンションの粗大ごみ集積所に、市が委託した民間業者のトラックが入った。家電製品やたんす、布団…。作業員二人が手際よく荷台に積み込み、作業は十五分ほどで終了。社の責任者の男性が、次の回収先の住所などが書かれた伝票と地図を渡して「地図の指定場所が間違っているから、よく確認して」と指示し、トラックは走り去った。

 「伝票の間違いが結構多くてね」と男性。収集の依頼は市の受付センターを通じて回ってくるが、センターの業務が四月から民間委託となり、収集場所が申込者と同姓の別人宅だったり、見当違いの集積所だったりすることが目立つという。市北部を担当する別の業者も「多いときには一日三十件近く間違いがある。早く慣れてもらうしかない」と話す。

 二〇〇二年、危機的状況だった財政再建のため始まった市の行財政改革は、事業の民間委託と効率化、退職者不補充、公共施設運営の指定管理者制度導入などで、これまでに職員約二千四百人、六百二十九億円の削減効果を上げたとされる。

 ごみ事業は行革の柱のひとつ。粗大ごみは昨年四月に収集が民間委託となり、今年の受付センターと処理センターの各業務委託で完全に民営化された。収集でも民営化当初は作業の遅れなど混乱が見られた。市は「サービスが低下しないよう指導していく。新たなごみ分別やリサイクルのためにも、ごみ事業全体でさらにコスト削減は必要」とするが、今後も新規委託や契約更新時に同様の事態は予想される。議会では「業者の経営が行き詰まったらどうなるのか」と懸念する声もある。

 その懸念は別のところで既に現実になった。ごみと並ぶ行革の大きな取り組みに保育所の民営化があり、市は公立保育所の運営を民間委託し、民間事業者による施設整備を促すなど、市内保育所の「民」の比率を高めようとしている。

 だが、昨年十月には、市内二カ所で認可保育所を運営していた「エムケイグループ」(東京都豊島区)が、経営悪化により施設を突然閉鎖。利用者に大きな不安を招き、安易な民営化がはらむ課題を浮き彫りにした。

 各陣営とも、手法はさまざまだが、行政の効率化が必要との認識は一致する。何が無駄で何が効率化につながるのか、官と民の役割分担はどうあるべきか。見極めが問われている。 (加賀大介)

◆4候補の主張
<岡本 一氏> 福祉、くらしに密着する分野の職員は削減しない。神奈川口など不要不急の事業を中止。

<原 修一氏> 市長退職金を廃止。市の全事業を総点検。ごみ収集民営化を進め職員を10%削減する。

<福田紀彦氏> 人員配置の選択と集中を図る。市出資法人への職員天下りを根絶する。

<阿部孝夫氏> サービスを低下させない改革で職員削減を継続。単年度115億円削減を目指す。


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