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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1566チバQ:2009/10/24(土) 10:37:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091020/CK2009102002000065.html
かわさき市長選2009 決戦の秋 マニフェストの現場から<上> 待機児童 ぬぐえぬ不安どう救う
2009年10月20日

 新興マンション群の一角にある川崎市上小田中保育園(中原区上小田中)で、大声で笑いながら園庭を走り回る園児らを、三十人の母親たちがどこか必死な表情で眺めていた。

 入園希望の保護者を対象とした月に二回の見学会。ある母親は、生まれたばかりの息子を抱きかかえながら「この子もここに入れたい。私の仕事にもかかわる切実な問題なんです」とつぶやく。

 子育て世代が多い地域だけに、同園には入園希望者が殺到。今春は二十一人の受け入れ枠に約六倍の百二十一人が応募。周辺の公立保育園も五倍前後の倍率という。

 同園では非常勤職員を雇用したり、不要になったボイラー室を保育室に活用し、定員九十五人を超える百九人の児童を預かるが、それでもニーズには追いつかない。

 生後四カ月の長男を連れて見学に来ていた近くの看護師秋山有紀子さん(34)も「妊娠が分かったときから、保育園入園への不安がわき起こった」と振り返る。秋山さんの長女(4つ)は五月まで住んでいた高津区の市立保育園に入園。できれば、同じ上小田中保育園に通わせたいというが「上の子のときよりも入園は厳しい。転園よりもまず、この子を上小田中保育園に入れさせたい」と嘆息した。

 厚生労働省が九月に発表した四月現在の調査で、川崎市の待機児童数は七百十三人で、政令市などでは横浜市に次いで全国ワースト二位となった。

 市保育課によると、市営や認可保育園への希望者は一万六千三百八十四人で、約一割の千九百五十四人が入所できず、うち千二百四十一人が市が助成する地域保育園などに預けているという。市内の待機児童数は年々増え、昨年からだけでも百三十人増となっている。定員超えも一般化し、七十四の市営保育園のうち六十四園にも上る。

 市では昨年度、地域保育園援護費約七億三千五百万円を計上し、無認可保育所の助成にも取り組むが、保護者の不安はぬぐいがたい。

 生後四カ月の長男の保育先を探す中原区の会社員西川紫野さん(35)は、無認可保育所も見学したというが「ビルの一室の六畳ほどの保育室に十三人の子どもがぎっしり入れられていた。とても預けることはできない」。

 各陣営とも待機児童の解消をマニフェストに掲げるが、安心して子どもを託せる環境はどう整備するのか。

 屈託ない笑顔の長男をあやしながら、西川さんは真剣な表情を浮かべた。「この子を保育園に預けるのは、今この時しかない。一刻も早く待機児童問題を解決してほしい」 (堀祐太郎)

◆4候補の主張
<岡本 一氏> 認可保育園を緊急増設。公立保育園の民営化はやめ、地域保育園への補助増額を行う。

<原 修一氏> まずは1歳児の待機児童をゼロに。私立幼稚園保育料補助を政令市トップレベルに。

<福田 紀彦氏> 保育所の整備や「保育ママ」制度の活用、保育園の民営化などで実質的に解消。

<阿部 孝夫氏> 認可保育所の新増設を進め、3年間で3000人の新たな保育所入所枠を拡大。


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