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煙草・TABACO・莨

480とはずがたり:2019/10/06(日) 21:46:57
>>479
未知の物質による影響は
 アイコスなどの加熱式タバコの多くはタバコ葉を電気的に直接加熱するデバイスだが、有害物質の量はタバコ会社が加熱温度を適正にコントロールした状態で測定されている。タバコ会社が有害性の低減をPRするのは、こうした数値が根拠になっている。だが、外気温、使用や清掃の頻度、サードパーティ製デバイスの使用といった環境の違いで、タバコ葉を加熱する温度が変化し、そこから発生した物質が有毒性を帯びる危険性があるのだ。

 一方、欧米で人気の電子タバコは、グリセロール(Glycerol)やプロピレングリコール(Propyleneglycol)といった溶剤を揮発させ、ニコチンを摂取するシステムだ。こうした物質が加熱されることで、発がん性のあるホルムアルデヒド(Formaldehyde)やアセトアルデヒド(Acetaldehyde)、アクロレイン(Acrolein)といった物質に変化することが知られている(※6)。

 電子タバコと同じシステムの日本の加熱式タバコにはプルーム・テック(Ploom TECH)とプルーム・テック・プラス(Ploom TECH+)がある。当然ながら、同じようにグリセロールとプロピレングリコールが多く出ている。米国の若い世代に続出している呼吸器疾患が電子タバコによるものだとすれば、プルーム・テック・シリーズにも注意が必要だろう。

 以上をまとめれば、新型タバコには紙巻きタバコからはあまり検出されない物質が出ているが、肺の奥深くまでこうした物質を吸い込んだ場合、健康にどのような悪影響が出るかわかっていない。しかし、米国や日本では徐々に新型タバコの使用によって重篤な症状が引き起こされると疑われる症例が出始めている。

 タバコ製品の特徴は、それに含まれるニコチンの依存性により、ユーザーに対して数年から何十年という長期的な使用を強いるところにある。仮に有害物質がごく少量だとしても、朝起きてから寝るまで断続的かつ長期の喫煙により摂取されれば、そうした有害物質が少しずつ蓄積し、喫煙者の健康を確実に蝕んでいくのだ。


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