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煙草・TABACO・莨

421とはずがたり:2017/09/01(金) 13:32:39
>>419-421
■社会復帰めざす

 元看護師のメアリー・ハーベェイさん(58)が初めてオピオイドを使ったのは98年。自宅の火災で大やけどを負い、痛み止めとして医者から200錠以上を処方された。やけどが治った後は「患者を運んだら腰を痛めた」などと偽って医者から入手を続けた。いつしか「オピオイドなしでは4人の子育てと仕事で忙しい毎日を乗り越えられない」と感じるようになっていた。

 14年末にリハビリセンターに入院するまでの16年間、オピオイドに依存する生活が続いた。最後の1年間は職場で「監視」されていることは分かっていたが、自分ではもうどうすることもできなかった。35年働いた病院を解雇され、看護師資格も失った。

 薬物を断ち切って約2年半。「元看護師の知識と元依存症患者としての経験を生かした仕事に就きたい」。再就職は難しいと思っていたが、ファミリー・リカバリー・センターが9月半ばから正規職員として雇用してくれることになった。「リカバリー・コーチ」として、社会復帰を目指す女性をサポートする仕事だ。

 「24時間、薬物のことばかりをとりつかれたように考えている生活に疲れた」。ファミリー・リカバリー・センターで依存症克服の治療を受けているカーティス・ジャクソンさん(35)はこう語る。かつては「薬物を買うために母親、ガールフレンド、だれからでも見境なくお金を奪っていた」という。

 近年、友人や知り合いを相次いで薬物で失った。数週間で葬式に6回参列したこともある。「このままだと、俺も棺おけか、刑務所の中かのどちらかだな」。そう感じて更生の決意を固める。

 初めてオピオイドを試したのは14歳の時。交通事故で足を負傷した伯父が痛み止めとして大量に医者から処方されてきた錠剤の余りをもらい、すぐに服用した時の感覚のとりこになった。

 依存症から脱却するための努力は過去3年で今回が3回目。現在は週3回通い治療している。

 ファミリー・リカバリー・センターでは、治療の一環で毎回の尿検査が義務付けられている。オピオイドやヘロインだけでなく、ほかの薬物や飲酒も一切禁止だ。「厳格なルールが今の自分には必要だ」。ジャクソンさんは、ほかの治療施設よりも厳しい同センターの規則を気に入っている。

 いま正式な仕事には就いていない。看護師の資格取得を目指し深夜勤務に出ている妻に代わり、家事と育児を全面的に担当する毎日だ。「妻が資格を正式に取得し、深夜勤務に行かなくて済むようになったら、今度は俺ががんばって働く番さ」


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