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煙草・TABACO・莨

334とはずがたり:2016/05/18(水) 08:34:10
清原容疑者は更生できるのか?メジャーの社会復帰成功例
THE PAGE
http://ironna.jp/article/3323

 覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された清原和博容疑者に対する世間の視線が厳しい。今後、彼は更生できるのか? 野球界に復帰できるのか? という疑問の声も大きくなっている。だが、メジャーリーグでは、多くの人間が社会復帰に成功している。日米の社会性に大きな違いこそあれど、そこに清原容疑者が更生するヒントはないかーー。

 2010年3月のこと。当時レンジャーズの監督(現アスレチックスコーチ)だったロン・ワシントン監督のコカイン使用が発覚した。前年、大リーグの薬物検査で陽性反応が出たと報じられたのだ。その時点でワシントンは辞任を申し出たそうだが、ノーラン・ライアン(当時レンジャーズ社長)らに慰留され、その後も指揮を執っている。

 その理由としては、「1回だけだから」というものだったが、日本の感覚からすれば、1回とはいえ大リーグの監督がコカインを使用していた、ということだけでも十分に衝撃的で、チームが慰留したこともまた、清原容疑者が今、これだけの立場に置かれていることを考えれば、別世界と映るのではないか。

あのとき実は、まさかワシントンが!? という声は多くはなかった。清原容疑者同様、ひょっとしたらと囁かれていた。なのに簡単に復帰を認められた理由には、メジャーの時代背景がある。

 ワシントンが大リーグでプレイした1980年代は、大リーガーの40%がコカインに手を染めていたといわれ、1986年2月には、パイレーツの選手を中心に11選手がコカインの使用で当時のピーター・ユベロスコミッショナーに処分されるというスキャンダルが起きている。残念ながら当時、大リーグは麻薬にまみれていたようだ。

 その際の処分内容も、日本から見れば甘く映る。例えば、デイブ・パーカーら7選手は、1年間の出場停止処分を受けたが、給料の10%をドラッグの更生プログラムに寄付する限り、試合に出場することを許された。もちろん、不定期の薬物検査、薬物に関連した100時間の社会奉仕活動も課されたものの、出場そのものが制限されることはなかった。残りの4選手も60日間の出場停止となったが、やはり給料の5%を寄付する限り、プレイすることができ、薬物検査などの条件はついたが、それだけだった。

 では、なぜ、コカインを使用しても、清原容疑者のように逮捕をされることもなく、セカンドチャンスが与えられ、更生の成功例が増えるのかだが、そこにはやはりアメリカ社会と日本社会のコカインなど薬物中毒に対する考え方の差がある。日本ではあくまでも犯罪だが、アメリカでは売る側に回らない限り、薬物に手を染めた人は、中毒”患者”と捉えられる。止めたくても止められないーー。つまり、日本では犯罪者となるが、アメリカでは病人と捉えられるため、リハビリによって更生させることに主眼が置かれる。大リーグの場合でも、ステロイドの使用には厳しい罰則があるが、コカインなどの場合は、更生プログラムが適用され、週3回の薬物検査が課される。

 過去、完全なジャンキーとなったエンゼルスのジョシュ・ハミルトンにしても、大リーグ機構は 出場停止処分を下したが、復帰の道を閉ざすことはなかった。1999年6月のドラフトで“いの一番”でレイズから指名されたハミルトンは、2年後にはコカインにはまっていく。翌年から2005年までは、大リーグ機構から受けた出場停止処分も含め、3年間も試合に出場できなかった。その間は無給だったが、2006年にレイズのマイナーで復帰すると、その年のオフにルール5ドラフトでレッズに指名されて移籍。翌年、メジャー初出場を果たし、その初めての試合では彼が打席に入ると、シンシナティの4万2000人のファンが、薬物中毒から抜け出したことに対する賞賛の拍手を送った。ファンらは、後ろ指を差すのではなく、むしろ彼の勇気を称えたのである。


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