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煙草・TABACO・莨
22
:
千葉9区
:2009/01/14(水) 23:06:19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090113ddm007030012000c.html?link_id=RSH01
オランダ:2市、大麻販売・喫煙店閉鎖 容認に周辺の逆風(1/2ページ)
一定の限度内で個人の大麻購入・使用が容認されているオランダで、ベルギー国境沿いの2市が「コーヒーショップ」と呼ばれる大麻販売・喫煙店の閉鎖を決めた。「外国人客が殺到し、風紀を乱している」というのが主な理由。しかし、他の自治体から「問題をたらい回しにするだけだ」と反発が起き、国を挙げての論争に発展している。【ベルヘン・オップ・ゾーム(オランダ南部)で福島良典】
べルギー国境から約15キロのオランダ最南部ベルヘン・オップ・ゾーム(人口約7万人)。「18歳未満お断り」の紙が張られたドアを開けると、甘いにおいが鼻を突く。市内に4店あるコーヒーショップの一つ「サハラ」だ。カウンター席で数人の男性客が煙をくゆらせる。
オランダでは中毒性の強いヘロインや覚せい剤などの「ハードドラッグ」は厳禁だが、大麻は健康被害が軽い「ソフトドラッグ」に分類され、使用が容認されている。ハードドラッグの広がりを食い止める狙いで1976年、個人の大麻所持は「違法だが、訴追されない」寛容政策が導入されたためだ。
だが、大麻について、国境に近い一部の自治体が規制強化に乗り出した。
ベルヘン・オップ・ゾームのハン・ポルマン市長は昨年10月、近くのローゼンダール市(人口約8万人)と合同でコーヒーショップの閉鎖を決めた。
「ベルギーなどから大麻を買いに来る越境客が騒音公害、交通事故などを起こし、近所の安全を損ねている」(ポルマン市長)ためだ。両市の地元客は各2000人だが、越境客は1週間あたり計2万5000人に上るという。
「越境客は路上で密売人に捕まり、闇経済を支えている」と市長は組織犯罪対策の側面も指摘する。今年2月から客1人への1回当たり販売量上限を5グラムから2グラムに減らし、在庫許可量も500グラムから300グラムに引き下げ、早ければ今年末にも全面閉鎖に持ち込む計画だ。
映画館の券売場に似たサハラの販売窓口。値段は1グラムあたり5〜11ユーロ(約630〜1400円)。大麻をつまんで計量台に乗せていた店長(38)は「越境客は周囲に迷惑をかけていない」と反論するが、「郊外に移転しても市長が『駄目だ』と言うなら、店をたたむしかない」とあきらめ顔だ。
大麻樹脂を固めたハシシュを購入した近郊の青年(19)は「店がなくなったらロッテルダムに買いに行く。閉店したら密売人が増え、市は再開を許可せざるを得なくなる」と話す。
コーヒーショップを抱える他の自治体も批判の声を上げた。昨年11月、33市長が「大麻サミット」を開き、大半が「閉店しても越境客問題は解決しない」と訴えた。地元客の多い南東部マーストリヒトのヘルト・リーアス市長は「かえって犯罪が増える」と述べた。
オランダ国内のコーヒーショップは702店(07年統計)。大麻販売はできるが、栽培・仕入れは認められておらず、大麻供給者として犯罪組織がはびこる構図だ。サミット参加自治体は、犯罪組織の介在をなくすため、地方自治体管理下での大麻栽培を認めるよう政府に要請した。
越境客問題の解決には「ベルギー、ドイツなどが同じ政策を取り、最終的に欧州レベルの政策にすればよい」(ポルマン市長)との意見もある。欧州連合(EU)は先月、麻薬対策のための新行動計画を承認したが、麻薬政策は依然、加盟国の権限だ。寛容政策のオランダから、「麻薬のない社会」を目指すスウェーデンまで各国の対応に開きがあり政策調整は容易ではない。
毎日新聞 2009年1月13日 東京朝刊
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