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煙草・TABACO・莨

177荷主研究者:2012/04/28(土) 14:05:14

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120327103.htm
2012年3月27日02時54分 北國新聞
葉タバコ農家、転作に苦悩 能登の廃作地

志賀町富来地域に広がる葉タバコ耕作地。転作が進まない廃作地も多い

 日本たばこ産業(JT)の廃作募集で生まれた石川県内の葉タバコ廃作地75ヘクタールのうち、2割強の17ヘクタールで転作作物が決まっていないことが26日までに分かった。転作が未定なのは、志賀町富来など能登に多い。県やJAは、経営規模に合った作物の栽培を進めているが、春耕の時期が目前に迫る中、高齢化が進む農家からは「跡継ぎもおらず、体力的にもつらい」との声が漏れており、廃作地はこのまま耕作放棄地となる恐れもある。

 JTは昨年8月、全国の葉タバコ生産者を対象に廃作を募り、県内では72戸のうち49戸が応じた。たばこ増税や禁煙の推進など、明るい材料が見当たらない現状から断念した農家が多かったとみられ、耕作面積は120ヘクタールから45ヘクタール程度に減少する。

 県やJAは農家を対象に講習会を開き、転作を推進してきた。県生産流通課によると、2月末までに廃作地75ヘクタールのうち、見込みを含め58ヘクタールで能登かぼちゃやブロッコリー、大麦などへの転作が決まったが、残りは未定となっている。

 一大産地だった志賀町富来では、昨年22戸あった生産農家が7戸に、耕作面積は35ヘクタールから16ヘクタールに減少した。JA志賀によると、廃作した15戸で転作を決めたのは2戸のみ。今春からサラダゴボウの栽培に取り組むが、作付面積は廃作地のごく一部にとどまる。

 JA志賀は、転作作物にサラダゴボウのほか、長ナス、フリージアなどを推奨するが、農家の高齢化が進み「体力が続かない」「葉タバコは全量買い取りだったが、他作物は収入が見通せない」などの理由で転作が進まない状況だという。

 ただ、様子見の農家も相当数あるとみられ、「今年、サラダゴボウや他市町での転作がうまくいけば、後に続く農家も出てくるのでは」(営農指導課)との期待もある。

 富来の葉タバコ農地は砂丘地にあり、耕作放棄地となれば砂が飛散し、環境や景観への悪影響を指摘する声もある。同JAは「荒れ放題になる前に、何が適した作物なのか実証を進めたい」としている。


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