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人権・差別・同和問題

354名無しさん:2020/10/15(木) 12:40:19
>>353

勉強不足で失笑ものの杉田流「慰安婦問題」論
 このように巧妙に仕掛けた罠により、杉田氏は、巧妙に、自分の想像できない少数者の排斥を合理化する。・・・が、ここへきて実は、あまり批判されないのが慰安婦問題である。つーか、これこそがまさに杉田氏の核心であり、杉田氏の思想は全て「慰安婦問題」から始まっているのだと言っても過言ではない。ただ、その主張は、非常に稚拙で、失笑モノで、恐怖すら覚える程、破綻だらけなのだ。杉田水脈、排外主義ワンダーランド、ホーンテッド杉田マンションである。ではその主張を見て行こう。
 
 杉田氏は、『韓国人の皆さん強制連行されたで本当にいいの?』に収録された女帝「櫻井よしこ」との対談の中で、韓国人の主張する「慰安婦問題」が捏造であると主張し、こう述べる。

”私は思うのですが、どうして韓国人はそこまでして日本人に強制連行されたことにしたがるのでしょうか”、“そのとき一体、当時の韓国人の大人たちは何をしていたのでしょうか。子供たちが日本に連れていかれるのを指をくわえて見ていたとでもいうのでしょうか。“〈『韓国人の皆さん強制連行されたで本当にいいの?』育鵬社p8〉

 同書の中で、杉田氏は、もし朝鮮人が、強制連行されたなら、何故当時の朝鮮人は暴動を起こさなかったか。と主張している。これは多くの否定論の一つであり、慰安婦否定論者のお得意の論法だ。しかしこの疑問は、ちょっと多少の資料を読み込めば、すぐに解消する謎なのだ。そもそも慰安婦制度は1932年から、始まったのであり、何万人の人を一気に奴隷狩りにして連れて行ったものではない。しかも、暴動が起きない理由は、当時の女性の証言を読めばすでに書かれているのだ。

 例えば、李容洙さんの場合は、自著の中で、こう回想している。

“帰国して一年が経ち、わたしは18歳になっていました。「日本軍の慰安婦だったと知られたら殺されるのでは」こわくてこわくてひたすら過去を隠しました。“、”母も、わたしがどこに連れて行かれ、そこで何をされたのか全く知りません。ただ金を稼ぎに行ったのだと思っているだけです“〈『わたしは日本軍「慰安婦」だった』(新日本出版社)p78〉

 別の女性は証言でこう回想する。

“故郷に帰ってみると、父は既に病気で、亡くなっていました。--母には慰安婦だったということを言えません。工場に就職して勉強もしていたと言いました。”『証言、強制連行された朝鮮人慰安婦たち』明石書店p128〉

 つまり女性達は、日本軍に慰安婦にされた事実を、家族に知られまいが為に「出稼ぎ」に行ったとか「就職していた」とかウソをつかざるを得なかったのだ。女性たちは、慰安婦だったことを家族に知られては、そのことで、差別を受ける事を怖れ、ずっとそのことをひた隠しにしてきた。ゆえに、家族が子供の境遇を知らないのだから杉田氏の言う様な暴動が起きる可能性は「低い」と見る方が、理にかなっている。

 杉田氏は更に「性奴隷」に関して日本の名誉を汚したと怪気炎を上げる。

“女からすれば、当時の実態からして、自らセックス・スレーブだったとは言えない”〈『女性だからこそ解決できる慰安婦問題』自由社p203)

 杉田氏は、女性の待遇が良かったのだから「性奴隷じゃない」と主張する。が、そもそも性行為は「同意」があって初めて成り立つものであって「同意」の存在しえない状況下では行われる性行為は全て「性奴隷」とも言ってもなにも差し支えないだろう。お金を稼ぐ仕事には「同意」しても尊厳を奪われる仕事には「同意」していないからだ。

 ちなみに当時の日本兵も、女性達が「騙されていた」ことを証言している。

“慰安婦がいちばん兵隊の役に立ってくれているのは事実だが、慰安婦も多くは、騙されて連れてこられたのである”〈『慰安所男のホンネ』梨の木舎p153〉


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