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人権・差別・同和問題

304とはずがたり:2017/07/19(水) 23:20:58
【劉暁波氏死去】“対中非難”各国に温度差 韓国紙「人権派の文氏は沈黙」 死の真相に深まる疑念
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707190035.html
21:49産経新聞

 【北京=藤本欣也】中国民主活動家、劉暁波氏が遼寧省瀋陽市の病院で死去してから20日で1週間。国内では報道規制が続く中、国外では死の真相を求める声が高まっている。各国の追悼のコメントをめぐっては中国を非難するか否かで温度差が出ている。

 瀋陽市当局などによると、劉氏が死去したのは13日午後5時35分(日本時間同6時35分)。「遺族の要望」によって、15日午前6時半から告別式と火葬が行われ、同日正午ごろ、遺骨が海に沈められた。民主化運動の“聖地”になりうる墓は設けられなかった。

 中国メディアは、国営新華社通信の英語版が死去を伝え、人民日報系の環球時報が社説で取り上げた以外、沈黙している。

 劉氏は中国共産党の一党独裁体制の廃止などを訴えて拘束され、国家政権転覆扇動罪で服役中、末期の肝臓がんと診断された。6月下旬から瀋陽市内の病院で当局の監視のもと治療を受け、国外での治療を希望したが認められなかった。

 事実上の獄中死をめぐりその真相を求める声が相次いでいる。服役中でも定期的に健康診断を行っていたと中国側は強調するが、ドイツのガブリエル外相は劉氏の末期がんについて「もっと早期に発見されるべきではないか」と疑問を提示。劉氏と親交のあった米在住の楊建利氏も、米下院公聴会で「中国政府は病状を知りながら故意に治療しなかった」と指摘した。

 米国で事実上の亡命生活を送る盲目の人権活動家、陳光誠氏も仏メディアの取材に、「彼の死は正常な死ではない」「共産党に計画的に殺されたのだ」と主張した。

 劉氏の死をめぐる国外の非難に対し、中国外務省報道官は「強烈な不満と反対」を表明、関係国に厳正な抗議を行った。これが奏功したのか、各国の対応には温度差が出ている。

 欧州連合(EU)のトゥスク大統領は劉氏の妻、劉霞さんの移動の自由を要求。ジョンソン英外相は、劉氏の国外治療を認めなかった中国当局の対応は「誤りだ」と批判した。

 一方、平和賞を選考するノーベル賞委員会が設置されているノルウェーでは、ソルベルグ首相から対中批判は聞かれなかった。劉氏の受賞後、対中関係が悪化し経済的ダメージを受けた影響との見方もある。

 また、韓国では外務省が「冥福を祈り、遺族に哀悼の意を表する」などとする短いコメントを出しただけ。劉氏の名前を使うことも避けた。韓国は、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」問題をめぐり対中関係が悪化、文在寅(ムン・ジェイン)政権は改善を模索している。保守系紙の中央日報は「人権弁護士出身の(文)大統領が沈黙した」と批判した。

 現在、対中関係が改善に向かいつつある日本政府も、中国当局が劉氏の国外治療を認めなかったことに関し、「日本の考え方は中国に伝達しているが、詳細は控えたい」(岸田文雄外相)と歯切れが悪い。


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