したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

金融政策スレ

196チバQ:2009/12/26(土) 22:44:17
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000912260003
地銀出店 草津で火花
2009年12月26日


びわこ銀行草津支店の資産運用窓口。掘りごたつ仕様の和室では、和やかな雰囲気で話が進むという=草津市大路2丁目


滋賀銀行草津パーソナル出張所。資産運用専用ブースは予約があれば土日の相談も受け付ける=草津市西大路町

【人口増で個人客争奪戦】


 京阪神のベッドタウンとして新住民の流入が著しい草津市で、県内外の地方金融機関が新たに出店したり、店舗の増改築を進めたり、営業強化にしのぎを削っている。列島を覆う不況にもかかわらず、人が集まり続ける草津の「成長力」に着目。住宅ローンや資産運用など個人相手の営業に活路を見いだす。一方で、金融機関の過密化に懸念の声もあがり始めた。(高久潤)


【京都勢も参戦「過密化」懸念も】


 先月開業した滋賀銀行の草津パーソナル出張所は、通常の銀行窓口の横に資産運用の個別相談ブースを二つ備える。木目調のフロアに机とイスをゆったりしたスペースに並べ、高級感を演出。「土日も午後5時までお客様の相談に乗り、幅広い要望にお応えできる」。オープニングセレモニーで大道良夫頭取は胸を張った。


 草津に次々店を構え、今回の出店は半年前の南草津パーソナル出張所に続き10店舗目。100メートル西に草津西支店があるが、1日約5万6千人(08年度)の県内最大の乗降客数を誇るJR草津駅の利用者をあてこんで、西口からすぐの新築ビルに出店した。


 「草津を中心にした湖南エリアは、個人顧客部門で県内唯一の成長エリア。店舗数で他行に見劣りするわけにはいかない」(広報担当者)と、「第一地銀」の意地をのぞかせる。


 来年3月に関西アーバン銀行(大阪市)との合併を控えるびわこ銀行も先月、商店街にあった草津支店を東口近くの新築ビルに移した。ここもターゲットは個人だ。中高年向けの店づくりに腐心し、掘りごたつ仕様の和室の資産運用窓口を設置。加えて他店舗にあったローンプラザを移し、マイホーム購入予備軍の30〜40代の顧客取り込みもねらう。


 滋賀の地銀が草津の強化に走るのは、県境を越えて乗り込む京都勢への対抗措置でもある。京都中央信用金庫が今年新規に出店した2店舗は、いずれも草津にある。京都銀行も3月に南草津駅周辺に出店している。


 ともに着目するのは、人口増でマンションや宅地開発が進む草津の将来性だ。


 草津市企画調整課によると、市の人口は12万839人(11月末現在)で、大津市に次ぐ。今年5月に12万人を突破し、人口の増加は2020年まで続くと見込む。市内には立命館大があり、若年層の割合も多い。南草津では土地区画整理に伴う工事が進む。「それらが『成長力』の証しと見られているのでは」と、市の担当者は言う。


 だが、相次ぐ出店ラッシュに懸念の声も出始めた。ある金融関係者は「成長力があるといっても、人口規模は京都や大阪とは比較にならない。過大評価になってはいないか」。別の金融関係者は「他店がこれだけ集中しているのに、店を置かないとお客様をとられてしまう」と話す。


 デフレで冷え込む各地をよそに、草津の「金融戦争」は熱を帯び続ける。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板