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金融政策スレ

1271とはずがたり:2017/09/08(金) 23:54:01

大石哲之2013年12月16日 14:06
ビットコインの発行上限と、採掘量が減っていく仕組みとは具体的にどういうことか?
http://blogos.com/article/75996/

先日、ビットコインの発掘とは実際はなにをしているのか?という記事を書いたら、すごい反響でした。反響を見ると、

コイン発行数の上限があるのはどういう仕組み?発掘できなくなったら、取引もできなくなっちゃうの?

といった疑問があがっていました。今回は、そのあたり、ビットコインの上限と発掘の関係について理解していることを書いてみたいとおもいます。

・ビットコインの総量は2100万コインと予め決められている

・現在はそのうちの1200万枚が発掘済み

・ビットコインほ採掘量は、年々減っていき、発掘難易度は増している

というのが一般的な解説だとおもうのですが、これでは意味不明だとおもいますので、極力わかりやすく解説します。

○ビットコインの発掘とは?
さて、ビットコインの発掘とは実際はなにをしているのか?という記事をよんでいただいたかたにはわかるとおもいますが、発掘というのは、実際には取引記録の承認作業のことです。

さらに具体的にいうと、ブロックという取引記録が100〜1000個ふくまれたものを、過去から綿々とつなぐ唯一ビットコイン元帳に、正しく記帳してあげる作業のことです。(ビットコイン用語では「ブロックチェーンに新ブロックを追加する」といいますが、わかりやすく「元帳に記帳」と表現しました)

これを記帳するには、計算量の多い不毛な問題を総当り式で解かねばならず、その正解をみつけたひとが、取引記録に記帳ができます。その記帳に成功したひとが、報酬としてビットコインを新規に生成して受け取るのです。これが発掘といわれるものです。(くわしくは前回の記事をお読みください)。

そしてこの作業がビットコインの安全性を担保する作業であるということも解説しました。

○ビットコインの上限
新しいブロックの記帳に成功すると、報酬としてビットコインが新たに生成されて、記帳に成功したひとのものになります。これが発掘です。

さて、こうしていくと、取引があり、記帳がされつづけるかぎり、無限にビットコインが生成される仕組みになっているように思えますが、ビットコインには上限があるという話をきいたことがあるとおもいます。

これから、その上限の話をします。

まず、ビットコインは、永遠に生成されるのではなく、6,929,999番目のブロックが記帳されるときが最後になります。それ以降は生成されない。

なぜ6,929,999なのか?。結論からいうと、これは仕様です。設計者がきめた。なのでそうなっているとしか解説できないのですが、実は、これがうまく考えられたしくみです。

6,929,999番目のブロックを記帳するまで、発掘が行われ続けるわけですが、報酬はだんだんと減っていく仕組みになっているのです。

最初の210,000ブロックを記帳したひとには、1ブロックごとに、50ビットコインが生成されて与えられました。

そして、210,000ブロックがおわり、こんどは、210,0001ブロック目から、420,000ブロックまでの人に対しては、こんどはブロックあたり25ビットコインになります。

次の、420,001ブロックから、640,000ブロックまでの人は、ブロックあたり12.5ビットコイン

要するに、210,000ブロック毎に、1/2になっていく。という仕組みです。…

時間がたつにつれてどんどん発掘からえられるビットコインが減っていくのです。そういう仕様になっています。なので、人は先を争って発掘しているわけですね。

そして、この仕組から、ビットコインの発行上限がきまります。

1ブロック毎に50コインからはじめて、210,000ブロックごとに半減し、6,929,999番目のブロックが最後。これを計算すると、生成されるビットコインの総量は、約2100万枚です。これがビットコインの発行上限です。

*ある数字で打ち止めという仕様において、ではなぜ具体的に6,929,999という数字にしたのか、という理由はわたしも知らないので、その説明ができるかたはぜひ教えて下さい。


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