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仙台・宮城・陸奥

623荷主研究者:2010/02/20(土) 18:29:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100216t13021.htm
2010年02月16日火曜日 河北新報
完成遅れの公算大 東北大・青葉山新キャンパスにも不況の影

土地造成工事が進む東北大の青葉山新キャンパス予定地=仙台市青葉区

 東北大が2011年4月に予定している青葉山新キャンパス(仙台市青葉区荒巻)の施設完成が、大幅に遅れる公算が大きくなった。新キャンパスには市中心部の農学部などが移転し、跡地の売却益を整備費に充てる計画だが、地価低迷で財源確保に支障が出ているためだ。大学側は自己資金などで一部着工する方針で、移転完了は12年度以降にずれ込む可能性が高い。

 新キャンパスは、ゴルフ場だった旧宮城県有地に整備。老朽化が進んだ雨宮キャンパス(青葉区堤通雨宮町、9.3ヘクタール)の農学部・農学研究科と、片平キャンパス南側(青葉区片平2丁目、5.5ヘクタール)の電気通信研究所を移設する。事業費は二百数十億円の見込み。
 大学関係者によると、全面移転方針を示した1994年当初、財源となる跡地の評価額は1000億円を超えていたが、現在は5分の1にも満たないという。

 土地明け渡しをめぐる宮城県とゴルフ場の交渉が長引いたことや、造成中に陥没が見つかり、工事が難航したことも事業の遅れにつながった。
 片平キャンパス南側は取得の意向を示す学校法人東北学院と交渉が続いている。雨宮キャンパスは現在、有力な交渉相手がいないという。

 仙台市内の不動産関係者は「現在、不動産は完全な買い手市場。値段ありきでは難しい」と指摘。世界同時不況以降は「大規模な資金調達や地方都市の複合開発をできるデベロッパーは極めて少なくなった。情勢は厳しい」とみる。
 東北大は94年9月、「総合大学としての機能を十分に発揮し得る教育研究環境の実現」を目指すとして、新キャンパスの整備を決定。05年8月には、新キャンパスを11年4月に開校する整備方針を示した。

 大学は自己資金などで可能な範囲で施設建設を進め、段階的に新キャンパスでの研究教育をスタートさせる方針。
 北村幸久副学長は「当初のスケジュールより遅れているが、主に自己資金を投入する形で研究施設の建設を一部先行して進めている。さまざまな努力により、新キャンパス整備は着実に進める」と話している。


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