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仙台・宮城・陸奥
602
:
荷主研究者
:2010/02/07(日) 00:39:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100204_01.htm
2010年02月04日木曜日 河北新報
第2部=選択の背景(5完)戦略/小型車・部品 輸出も照準
ハイブリッド車人気で存在感が高まる車載用電池製造、パナソニックEVエナジーの宮城工場
丘の上に立つ新しい工場から1台のトラックが出発した。1月18日朝、宮城県大和町にあるトヨタ自動車グループのパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)宮城工場で造られた車載用電池が初めて出荷された。
初出荷の4日後、町内で開かれた工場完成式典にはトヨタ本社をはじめ関係各社の幹部ら約50人が顔をそろえ、村井嘉浩宮城県知事は「トヨタの本気度を感じる」と満足げな表情を浮かべた。
EVエナジー宮城工場は、昨年の国内新車販売台数でハイブリッド車(HV)として初めて年間首位に立った「プリウス」向け電池を生産する。本社がある静岡県以外では初の生産拠点だ。
<担保する存在に>
今後もHVなど次世代車市場の主導権を握ろうとするトヨタは、主力商品の性能を決める基幹部品の生産地に東北を選んだ。東北の金融機関幹部は「次世代型工場は、トヨタが東北で将来にわたり生産活動することを担保する存在だ」とみる。
東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、工場集積を進めるトヨタ。その理由をかつて張富士夫会長は「地の利がある東北でロシア、中国東北部を見据えた戦略を練りたい」と輸出拠点として説明した。EVエナジーの林芳郎社長も「先々を考えれば仙台港が近いのも有利な点」と将来の部品輸出を念頭に置く。
グローバル戦略に東北を組み込むトヨタ本社は、東北のグループ各社を支える財務基盤の強化にも着手した。
宮城県大衡村に移転する小型車製造のセントラル自動車(神奈川県相模原市)を2008年10月には完全子会社化し、資本金を13億円から109億5000万円に積み増した。不況で凍結されたがエンジン工場の新設計画があるトヨタ自動車東北(宮城県大和町)も20億円増資し、53億円とした。
セントラル新本社工場の南側隣接地では、同社の敷地44ヘクタールとぴったり同じ面積の造成が進む。造成する県は「自動車産業の集積をにらんだ準備」と話すが、造成の仕方には「トヨタの意向が反映されている」(行政関係者)とされる。
<将来像は未知数>
次世代型工場やグローバル戦略、資本増強、広大な拡張余地。それら一つ一つの布石は「HVを含めた小型車の一大生産・輸出拠点」というトヨタの東北ビジョンを指し示す。
企業は市場の変化に即応し、絶えずビジョンを練り直す。自動車市場の先行きはかつてなく不透明で、トヨタは足元で大規模リコール問題も抱える。東北の将来像がどうなるかも未知数だ。自動車産業が芽吹き始めた東北に対し、トヨタ元副会長で国際経済研究所(東京)の中川勝弘理事長は「企業が立地したいと思うような、人材育成や技術開発など自らの努力による地域づくりが必要だ」と話す。
車メーカーの戦略とは別に、東北は自動車産業によって何を目指し、そのためにどう産業振興を図るのか。「東北の戦略」が問われている。
(自動車産業取材班)=第3部は3月中旬に掲載します
◎メモ/セントラル移転に伴い東北に進出する主な企業
パナソニックEVエナジーのほか、自動車部品最大手のデンソー(愛知県刈谷市)も田村市に工場建設を決定した。いずれも自動車部品のアイシン高丘(同県豊田市)トヨタ紡織東北(北上市)太平洋工業(岐阜県大垣市)が宮城県内に進出する。
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