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仙台・宮城・陸奥
569
:
荷主研究者
:2010/01/24(日) 15:56:20
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100104_01.htm
2010年01月04日月曜日 河北新報
第1部=地殻変動(上)巨像出現/大変革に試される地力
上屋が完成し、稼働に向け準備が進むセントラルの新本社工場。地域経済に与えるインパクトは大きい=宮城県大衡村
巨像が姿を現した。仙台市中心部から車で1時間、宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地。延べ床面積12万平方メートルの広大な工場群で2011年1月、世界に向け乗用車の生産が始まる。
トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場が1年後に稼働し、東北では関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に次いで2カ所目の完成車工場となる。
トヨタは東北を中部、北部九州に次ぐ「第3の生産拠点」と位置付ける。両工場のフル稼働時の生産規模は主要部品メーカーが進出の目安にするという50万台。その通り関連企業の進出が相次ぎ、「北の拠点」が動きだす。
<サービス業8割>
仙台市泉区にある泉パークタウン工業流通団地では、1987年に日米合弁で設立され、両国間の半導体摩擦の緩衝策として注目を浴びた工場が11年末で姿を消す。
東北の製造品出荷額で電子部品が食料品を抜いてトップに立ったのは1980年。以来30年、東北のリーディング産業の座にあったが、シリコンサイクルと呼ばれる周期的な好不況の波にもまれ続けてきた。
トヨタのグループ企業が相次いで進出する宮城県は、サービス業を中心に第3次産業が県内総生産(2007年度、速報)の80%を占める。人口減少時代に、人を相手にするビジネスは先細りの不安を抱える。
サービス業依存からの脱却へ、複層的な産業構造へ―。東北経済にとって自動車産業の集積が持つ意味は大きい。
東北経済産業局の数井寛局長は「単眼から複眼の産業構造に変化する可能性がある。車と電子部品は近接分野。双方がつながればインパクトは大きい」と地域経済の進化を期待する。
<「嵐の中」の船出>
米国で大衆向けガソリン車が誕生して100年。環境や資源問題を背景に今、ハイブリッド車が市場の主役に躍り出た。ビッグスリー(米自動車大手3社)が衰退し、世界をステージに業界再編も進む。自動車産業は世紀の転換点にある。
トヨタは昨年末、系列部品メーカーに対し、部品調達価格を13年までに3割引き下げる計画を通知した。長期低迷に悩む国内市場と、低価格車を中心に需要が膨らむ新興国をにらんだ対策の一環とみられている。
「嵐の中」(豊田章男トヨタ社長)で進む自動車産業の東北集積。地元企業も加わる、新たな産業の高く強固なピラミッドを築けるかどうか。「地域にとって100年に一度のチャンス」(東北経産局)を前に、東北の「本気度」が試される。
◎メモ/国内の完成車組立工場
戦前、トヨタ自動車の本拠地の愛知県や日産自動車が創業した神奈川県などで誕生した。1980年代までは中部、関東、中国などの工業地帯に集中。90年代に入って人材確保やリスク分散などの観点から北部九州、東北へと立地が広がった。
◇ ◇
トヨタが完成車製造子会社の本社工場を宮城県に移転させ、東北は自動車産業の「北の拠点」として新たな歩みを始める。完成車工場には多くの企業が連なり、産業は点から線、そして面へと広がる。厳しい経済情勢の中、変化の波に洗われる自動車産業。波にあらがうように続々と建設される生産施設。東北の自動車産業と地域の、未来と現実を考える。
(自動車産業取材班)
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