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仙台・宮城・陸奥
4053
:
荷主研究者
:2021/09/11(土) 11:20:15
https://kahoku.news/articles/20210812khn000001.html
2021年08月12日 06:00 河北新報
宮城交通、一部路線を統廃合へ コロナで収支悪化
宮城交通のバス
宮城交通は11日、11月1日に実施する仙台圏の路線バスのダイヤ改正で、加茂長命ケ丘線など一部路線の統廃合を行うと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う収支の大幅な悪化を受けた措置で、同社は「減便やコスト削減などの自助努力では限界であり、苦渋の決断」と説明する。
市地下鉄八乙女駅と泉区長命ケ丘を結ぶ加茂長命ケ丘線のうち、県道仙台北環状線を経由する系統を廃止し、加茂小学校前を経由する系統に統合する。平日22便、年9万5000人の利用者に影響する。統合後は増便を行うという。
泉区の向陽台団地と仙台駅前を結ぶ向陽台線は、県道仙台泉線を直進する経路に変更し、黒松地区の3停留所を廃止する。
山田自由ケ丘線、飯田団地線は県庁市役所前を起終点とし、青葉区の川内亀岡地区への運行を取りやめ。太白区を走る茂庭台線は、全便を南ニュータウン経由に一本化し、人来田発電所前を経由しなくなる。
宮城交通はコロナ禍により、2021年3月期連結決算で前期比約25億円の減収、営業赤字約9億円を計上。県、仙台市の支援金も受けたが、担当者は「経営安定には程遠く、問題解消には至っていない」と強調する。
その上で「お客さまの影響を考慮して比較的代替が効く路線を選んだ。赤字解消効果は限定的で、今後さらなる見直しを行う可能性がある」と説明した。
[廃止される停留所]【加茂長命ケ丘線】加茂二丁目南、加茂四丁目南、上谷刈山添(2)【黒松地区】黒松一丁目、黒松二丁目、黒松団地入口(3)【川内亀岡地区】川内亀岡、川内駅、二高宮城県美術館前、澱橋通、尚絅学院中学・高校前、厚生病院前、東北大学病院前(1)(2)、北二番町二日町
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