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仙台・宮城・陸奥
3956
:
荷主研究者
:2021/03/13(土) 21:44:49
https://kahoku.news/articles/20210129khn000045.html
2021年01月30日 06:00 河北新報
豊田合成、宮城・大衡に新工場 22年稼働
立地協定式に出席した(左から)村井知事、森川聡豊田合成東日本社長、萩原村長、小山社長=宮城県庁
豊田合成東日本大衡工場の完成イメージ
自動車部品製造の豊田合成(愛知県清須市)と生産子会社の豊田合成東日本(宮城県栗原市)は29日、東北では3カ所目となる新工場を宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設すると発表した。4月に着工、2022年夏ごろに生産を開始する計画で、全量をトヨタ自動車東日本(同県大衡村)に供給する。
新工場では車両前面に装着する「ラジエータグリル」などの大型樹脂部品を手掛ける。現在関東、中部地方の工場からも運んでいる部品の現地調達化を進め、物流面での競争力を高める。
延べ床面積8300平方メートル、総投資額は約37億円。操業開始時は約40人を雇用する。最新の塗装設備とロボットを導入し、太陽光発電を活用するなど環境面にも配慮する。敷地は3万4000平方メートルを確保しており、今後も必要に応じて拡張を検討するという。
県庁で同日、立地協定式があった。オンラインで参加した豊田合成の小山享社長は「東北から世界へ小型車を届けるものづくりを支えていく。地元採用を進め、自立した工場にしたい」と語った。村井嘉浩知事は「さらなる産業発展につながる」と感謝し、萩原達雄大衡村長は「新型コロナウイルス下で経済が疲弊する中でも決断いただき感謝する」と話した。
豊田合成東日本は13年設立。栗原市と岩手県金ケ崎町に工場を構え、ドアや窓枠で風雨の浸入を防ぐ「ウェザストリップ」やエアバッグ、ハンドルなどの内外装部品を製造している。
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