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仙台・宮城・陸奥
3922
:
荷主研究者
:2020/12/27(日) 21:41:59
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202012/20201210_11006.html
2020年12月10日木曜日 河北新報
仙台市長、震災メモリアル拠点と新音楽ホールの合築を検討
郡和子市長
仙台市議会12月定例会は9日、本会議を開き、代表質疑を始めた。郡和子市長は市中心部に整備する東日本大震災のメモリアル拠点に関し、新たな音楽ホールとの合築を検討する考えを明らかにした。廃止する方針を打ち出した戦災復興記念館(青葉区)の展示機能の移設も視野に入れる。
議員が厳しい財政状況を踏まえ「合築で費用を抑えてはどうか」と提案したのに対し、答えた。郡市長は「音楽ホールが楽都仙台の重要な文化芸術拠点になること、メモリアル拠点が震災の経験と教訓の継承・発信を担うことなど、施設の役割や経緯を考慮しつつ知恵を絞りたい」と述べた。
音楽ホール建設地の最有力とされる地下鉄東西線国際センター駅北側「せんだい青葉山交流広場」に関しては「候補地の一つだが、さまざまな歴史や文化、交流施設が集積し、文化芸術に親しむ環境として魅力的なエリア」と強調。「街の誇りと思えるホールの実現に力を尽くす」と語った。
交流広場の一部が近世を主とする川内A遺跡と重なる点に関し、高野一樹文化観光局長は「東西線建設時に調査し、記録保存して駅舎を建てた。(音楽ホールの建設地に決まれば)発掘調査は必要だが、建物の建設は可能だ」と説明した。
福田洋之財政局長は厳しい来年度予算の財源対策について「地下鉄建設の償還財源となる高速鉄道建設基金、公共用地の先行取得に使う土地開発基金など、一定の目的がある基金も活用できないかどうか、検討を進めている」と明かした。
跡部薫(自民党)竹中栄雄(公明党市議団)佐藤わか子(民主フォーラム仙台)の3氏が質問した。
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