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仙台・宮城・陸奥

3870荷主研究者:2020/11/08(日) 14:39:45

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/6756/
2020-10-12# みやぎ建設新聞(仙台圏)
日本貨物鉄道ほか/仙台貨物ターミナル駅の移転事業/今後に造成工事を発注へ/宮城県や仙台市の関連工事も発注進む

 日本貨物鉄道(東京都渋谷区千駄ヶ谷5の33の8 真貝康一代表取締役社長)は、仙台市宮城野区宮城野3丁目にある仙台貨物ターミナル駅を同区岩切に移転する事業について、今後に造成工事を発注する。

 時期について担当者は「事業スケジュールを考慮し、宮城県との協議がまとまり次第早めに発注したい」と話している。農地転用など着工に必要な諸手続きはほぼ終えたもようだ。また宮城県や仙台市が行う、関連する道路や上下水道管の工事も発注が本格化している。

 この事業は、既存の仙台貨物ターミナル駅の敷地に、宮城県が災害時に支援活動拠点となる広域防災拠点の整備を立案したことに伴い、仙台貨物ターミナル駅が移転するもの。移転先は国道4号北東側の岩切地内約23㌶で、JR東北本線とJR東北新幹線に挟まれた元々は水田地帯。ここに現在と同等規模の取扱貨物量を確保できる新駅を建設する。

 スケジュールは2022年度末までに現貨物ターミナル駅を県に引き渡す予定で、それまでに新しい駅を整備する。総事業費は約324億円を見込み、うち新駅建設に係る事業費は約129億円。

 環境アセスメントの資料等によると、新駅はコンテナホーム3面、着発線8線、留置線4線、検修線5線などを備える。建屋は、総合事務所(3階建て、延べ約2000平方㍍)、通運事務所(2階建て、延べ約2000平方㍍)、貨車検修庫(平屋建て、延べ約1900平方㍍)、倉庫類(計延べ約1万6900平方㍍)などを配置する。防災調整池も2カ所設ける。

 造成計画は盛土高が0・7㍍〜2・2㍍で、盛土量は約29万立方㍍、掘削量(調整池)は約1万7000立方㍍を想定。また東北本線沿いの地盤対策を想定しているほか、国道4号下に2線分の函渠を構築する。

 法令書類支援などコンサルタント業務は復建技術コンサルタント、建屋等の設計はジェイアール貨物・不動産開発がまとめた。先行実施した畦畔工事は仙建工業、水路付替工は橋本店が担当。国道4号下の函渠はパシフィックコンサルタンツが設計し、施工は奥村組で今後本格着工する。

 この事業に併せて、仙台市は新駅の北端部を通る都市計画道路今市福田線を対象に、新駅供用および新駅西側で実施される土地区画整理事業を見据え、高江工区として4車線化拡幅に取り組んでいる。

 事業区間は県道仙台松島線線(利府街道)から、既に4車線となっている余目地内まで延長約1・1㌔㍍。既存の高盛土道路の上下線側双方を外側に広げるイメージで盛土する。改良後の幅員は22㍍となり、両側歩道を確保する。また東北本線をオーバーパスしている余目跨線橋と、その東側で市道を跨いでいるボックス区間も拡幅する。総事業費は約40億円。

 区間東側で、東北新幹線以東の工事は昨年度に発注し後藤工業が施工。本年度は掘削や鋼矢板など仮設工を含む「道路改築工事その2」を今月2日に開札済みとなっている。県道から余目跨線橋までの改良と、余目跨線橋下部工で利府街道側のA1橋台2基(上下線)構築などを行う「同工事その3」は公告中で10月30日に開札予定。

 11月には余目跨線橋のA2橋台2基と、市道を跨ぐボックス区間のプレキャスト門型カルバートなどを施工する「改築工事その4」と、余目跨線橋の「鋼橋上部工製作工事」を公告する見通し。余目跨線橋は上下線側それぞれ延長約42㍍、有効幅員3㍍の中路式鋼床版鈑桁橋。架設工は今後にJRと協定を結び、JRが発注する見込みだ。

 来年度以降は、用地取得中の東北本線から東北新幹線まで延長約350㍍区間の改良と、区間内の舗装工事を発注する。


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