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仙台・宮城・陸奥

3671荷主研究者:2019/12/29(日) 18:38:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191214_13021.html
2019年12月14日土曜日 河北新報
<いぎなり仙台>建物探訪してみっぺ[13]定義如来西方寺貞能堂(青葉区)気仙大工の技 装飾の粋

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緻密な彫刻が目を引く貞能堂

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建物が貞能の墓の上に立つことを示す位牌(いはい)

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 年月を経た木材の風合いが趣深い六角堂。前方にせり出す屋根の下に刻まれた、竜や鳳凰の緻密な造形に思わず息をのむ。

 「一生に一度の大願成就の阿弥陀(あみだ)様」として知られる定義如来西方寺(仙台市青葉区)。広い境内の南側には、風情ある昭和初期の木造建築が並ぶ。中でも目を引くのが御廟貞能(ごびょうさだよし)堂だ。

 壇ノ浦の戦いに敗れ、この地に隠れた平貞能が眠ると伝えられる。「定義」の名の由来にもなった貞能の遺言に従い建てられたお堂で、初めはかやぶき屋根だった。1927年に現在の六角形の木造建築となった。

 気仙大工の建築に、彫刻師によって施された装飾が見事だ。「ユーモラスな表現も見られる。寺社建築は職人にとって技量やセンスを誇示する機会だったことがうかがえる」と大江田紘義(こうぎ)住職(42)が解説する。

 内部は拝観自由。一角には、仏教文化に気軽に触れてもらおうと写経体験スペースを設けた。「日常と向き合う静かな時間を過ごしてほしい」と大江田住職がほほ笑んだ。

(小泉智子)

[定義如来西方寺 貞能堂]仙台市青葉区大倉上下1。別名旧本堂。1999年、大本堂の完成に伴い本堂としての役目を終えた。山門、御守り授け所などとともに昨年、国の登録有形文化財に指定された。連絡先は022(393)2011。


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